【2023年最新】ネットショップを個人で開業する方法 必要な手続きも紹介
公開日:2022/12/29
最終更新日:2022/12/29
ECサイトにて買い物をするのが当たり前の時代になってきた昨今において、個人でネットショップを開業したいというニーズも増えてきました。
しかし、企業や法人が参入するのとは違い、全て自分で手続きしなければならず、きちんと運営できるのか不安に思う方も多いでしょう。
そこで今回は、ネットショップを個人で開業する方法について解説します。
本記事を参考に、ネットショップの開業から運営までのイメージを具体的にしていきましょう。
なお、ホームページ作成をご検討なら、BESTホームページをご検討ください。
01個人でネットショップを開業する方法・手順
個人でネットショップを開業する際には、以下の8つの工程通りに進めるのがおすすめです。
- ✔事業計画を立てる
- ✔商品の仕入れ・製作の決定
- ✔販売していい商品・できない商品の確認
- ✔必要な届出の確認
- ✔出店方式の決定
- ✔決済方法の選定
- ✔ネットショップの制作
- ✔ネットショップを運用する
では、それぞれの工程ごとにどのような考えや行動が必要なのかを見ていきましょう。
1-1.事業計画を立てる
ネットショップを開設するにあたり、事業計画を立てることは最低限必要です。
事業計画が綿密に立てられているほど、ショップの運営にブレが生じにくく、売上や集客によい影響をもたらします。
まずは、販売する商品について考えましょう。
- ✔どのような商品を販売するのか
- ✔販売する商品の種類(豊富にするのか厳選するのか)
- ✔在庫について(完全受注生産にするのか豊富に在庫をストックしておくのか)
以上を明確にしていくと、自身のネットショップに必要なカートシステムも絞りやすくなります。
商品に関する事業計画と並行して、ショップコンセプトも決めなくてはいけません。
ショップコンセプトが決まれば、お店の方向性が定まりやすくなるので、この先の工程もスムーズに進めやすくなります。
例えば、こだわりの革素材で作った財布を販売したい場合、商品力があるので比較的モール出店向きです。
こだわりの革素材をどこで仕入れるのか、製法はどうするのかもコンセプトに沿って決めていいでしょう。
ブランドの世界観や雰囲気を大切にするコンセプトの場合、ショップデザインにこだわったサイト制作に注力すべきです。
もしコンセプトが決まっておらず、作成中にアレもコレもと変更してしまった場合、労力が余計にかかってしまうのでおすすめできません。
さらには競合との差別化がうまくできず、売上に伸び悩むという問題も発生する可能性もあります。
そのため、ネットショップ開設・運営を決める際は、まず事業計画をじっくり練り込むようにしましょう。
1-2.商品仕入れの決定
事業計画を立てたら、続いて商品の仕入れについてです。
仕入れについては、完成品を仕入れるのか原材料を仕入れるのかによって店舗の運営・戦略に大きく影響します。
OEMなどによって完成品を仕入れる場合、コストは高くなるものの、時間の確保はできるため、売上戦略に注力が可能です。
一方、原材料を仕入れる場合、完成させる労力・時間を要しますが、お客様の要望に合わせたオーダーメイド品やこだわりを商品に反映させられます。
さらに、個人では仕入れルートの確保や開拓も難しく、安い仕入れ先を見つけても大量ロットによる注文が条件の場合もあります。
自身が思い描いている商品にすることも大切ですが、利益を出さなければネットショップの運営は続けられません。
だからこそ、仕入れ方法や仕入れ先の選定は慎重に行いましょう。
1-3.販売していい商品・できない商品の確認
ネットショップには販売していい商品・できない商品があるので、自身が出品しようとしているものは、どちらに該当するか確認が必要です。
主に、以下に該当する商品は、ネットショップで販売を禁じられています。
- ✔法律で販売・所持が規制されているもの(大麻、覚せい剤などの薬物や医薬品など)
- ✔犯罪に使用される恐れのあるもの(刀剣類、火薬類、武器など)
- ✔公序良俗に反するもの(アダルトグッズ、わいせつ物など)
- ✔悪用される危険性があるもの(免許証、パスポート、顧客情報など)
- ✔譲渡が禁じられているもの(銀行口座、金券、現金など)
- ✔第三者の権利を侵害する恐れがあるもの(商標権、著作権など)
- ✔利権を侵害しているもの(偽ブランド品、違法コピー商品など)
- ✔期限切れのもの(賞味期限・消費期限切れの食品など)
- ✔射幸心を煽るもの(賭博、富くじなど)
- ✔金融商品に関連する情報商材(株式投資、FX、暗号通貨に関する情報など)
もし、ネットショップで販売が禁止されている商品を出品してしまうと、営業停止などの処分を受けてしまうので注意してください。
1-4.必要な届出の確認
取り扱う商材によっては、届出や許可申請をしなくてはいけないケースもあります。
対象商品 | 許可・資格 |
食品類 | 食品衛生責任免許 食品衛生法に基づく営業許可証 |
酒類 | 酒類小売業免許 酒類製造免許 |
化粧品 | 化粧品製造業届出書 化粧品製造販売届出書 |
医薬品 |
医薬品販売許可
特定販売許可届出 薬局開設許可 登録販売者の資格や薬剤師の資格 |
中古品 | 古物商許可証 |
輸入品 | 食品等輸入届出書 |
管理医療機器
(コンタクトレンズや家庭用マッサージ機器など) |
高度管理医療機器販売許可証 |
ペット | 第一種動物取扱業の届出 |
届出や許可申請せず営業し、何かトラブルがあった際は、罰金や訴訟問題に発展する可能性が高いです。
取り扱う商品はどのような分類に当たるのか、届出や許可申請は必要なのかを必ず確認してから販売しましょう。
1-5.出店方式の決定
ネットショップの出店方式は売上や集客に直結する選択になるので、より慎重に行わなければなりません。
基本的には「モール型ECサイト」か「自社ECサイト」の2種類の選択があります。
モール型ECサイトでは、モールごとの規約や制限されたデザインによって自由度は低いものの、集客力に関してはダントツです。
一方、自社ECサイトの場合は集客力が弱いものの、こだわりのデザインや集客戦略の幅が広く、より根強いファンを作りやすいのが特徴です。
もちろん、モール型ECサイトと自社ECサイトを並行して運営するのもいいでしょう。
ただし、開設当初はどちらかに絞って運営をした方が注力しやすいです。
ショップコンセプトに合わせて、どちらの出店方式が適切かを考え、最適なほうを選ぶようにしましょう。
1-6.決済方法の選定
ネットショップで、どのような決済方法を提供するのかも売上に影響します。
事実、SBペイメントサービス株式会社が調査した結果では、ECサイトにて自身が求める決済手段がない場合は離脱する、と回答した方の割合は半数を超えています。
業界・業種 | 離脱率 |
ファッション・化粧品・食料品・医療品などの物販サイト | 男性:63.5% 女性:61.3% |
電子書籍・動画視聴サービス・ゲームなどのデジタルコンテンツ | 男性:54.6% 女性:47.7% |
上記から、決済方法はなるべく幅広く用意してあげたほうが、機会損失を防げることがわかるはずです。
特に、以下の決済方法を用いる方が多いので、できるだけ導入しておいたほうがいいでしょう。
- ✔クレジットカード決済
- ✔後払い決済
- ✔コンビニ決済
- ✔電子マネー決済
ECサイトでの購入方法においては、クレジットカード決済が最も多く使われています。
クレジットカードを持っていない若年層や主婦層を狙うなら、後払い決済やコンビニ決済の導入も検討しましょう。
1-7.ネットショップの制作
上記の工程が終わったら、いよいよネットショップの制作作業です。
デザインやコーディングスキルを持っているなら、一から制作してオリジナルのショップサイトを作ることもできます。
もし、制作スキルをお持ちでない場合は、
- ✔ネットショップ作成サービスの利用
- ✔制作会社に依頼
以上のどちらかを選ぶことになります。
オリジナルで作るよりデザインの自由度は低いものの、誰でも簡単に作成できるのはネットショップ作成サービスです。
現在では「BASE」や「STORES」といったネットショップ作成サービスが人気なので、気になる方はチェックしてみましょう。
自身で制作する時間が取れない場合は、制作会社に依頼するのも方法の1つです。
制作会社は、簡易的なものから本格的なデザインまで対応できるため、
- ✔限られた予算内で制作してほしい
- ✔目を引くようなショップデザインにしたい
- ✔ブランドのイメージを全面に出したデザインにしたい
などの幅広いニーズに応えてくれます。
ただし、依頼する分コストが発生してしまうので、ネットショップ運営費もふまえて予算の捻出をしましょう。
1-8.ネットショップを運用する
ネットショップ制作が完了したら、いよいよ運用開始です。
何もせずに商品が売れることはほとんどありませんので、継続的な集客施策を実施しなくてはいけません。
- ✔SNSによる情報発信
- ✔SEO対策による自然検索流入数増加
- ✔メルマガ・クーポンの発行
- ✔商品開発・開拓
むしろネットショップ運用の方が、やるべきことが多数あるため、開設をゴールにするのではなく、売上目標や目的をしっかり立てて運営しましょう。
02個人でネットショップを開業するのに必要な手続き
個人でネットショップを開業する際に、どのような手続きが必要になるのでしょうか。
ここでは、「個人事業主・開業届」と「確定申告(青色申告)」について解説します。
2-1.①個人事業主・開業届
これから事業を始めることを税務署に宣言するための届出が個人事業主・開業届です。
事業を開始してから1ヶ月以内に開業届を提出するのが適切と記載されていますが、提出しなくても罰則はありません。
そのため、ネットショップを個人で運営していて、開業届を出していない方も一定数いらっしゃいます。
ただし、開業届を提出しないと控除額の大きい青色申告や、屋号での銀行口座開設ができません。
書類を提出するだけの簡単な手続きなので、できる限り個人事業主・開業届は提出するようにしましょう。
2-2.②確定申告(青色申告)
開業届を提出する場合、一緒に確定申告(青色申告)の届出も提出しておきましょう。
確定申告は、白色申告・青色申告の2種類あり、さらに青色申告は10万円・55万円・65万円の控除額に違いがあります。
白色申告は帳簿の付け方が簡単な分、控除額を受けられないので、個人で事業を行うには不向きです。
税制上の優遇措置を受けるなら、65万円の控除が可能な青色申告を届け出て、賢く事業を続けていきましょう。
03個人のネットショップでおすすめのサービス
個人でネットショップを開設するにあたって、おすすめのサービスをご紹介します。
ネットショップを開設したいけど、デザインや制作スキルがないから不安、という方はぜひ参考になさってください。
3-1.BASE
ショップ開設数180万店舗を誇り、国内のネットショップ作成サービスの中でもトップレベルのシェア率を獲得しているのがBASEです。
デザインテンプレートも豊富で、組み合わせていくだけでショップが開設できる簡単な仕様が人気の秘訣でしょう。
また、インスタグラムとの連携もできるためSNS集客との相性もよく、多彩な戦略を実現できます。
誰でもわかりやすい操作感のネットショップ作成サービスを探しているなら、BASEを検討しましょう。
3-2.STORES
BASEと同様の人気を誇るのがSTORESで、ショップ開設数はフリープラン・有料プラン合わせて70万店舗以上にものぼります。
BASEと比較すると決済手数料が安いのが魅力で、代金引換による決済方法があるのも特徴的です。
できるだけ手数料を安くしたい、という方にとってSTORESは最適でしょう。
3-3.MakeShop
MakeShopは月額11,000円で170種類以上のテンプレートや多彩な決済方法があるネットショップを開設・運営できるサービスです。
月額費用が発生するからこそ、本格的なネットショップを作れるので、
- ✔競合とデザインで差を出したい
- ✔ブランドや商品のイメージをデザインで演出したい
といった考えのある方は、BASEやSTORESよりもMakeShopが向いているでしょう。
04個人で運営可能なネットショップの種類
個人で運営可能なネットショップの種類は主に以下の3つです。
- 1.ECモール
- 2.自社サイト
- 3.ECサイト
それぞれで特徴が異なり、適した運営方法があります。
運営コスト・カスタマイズ性・難易度で比較すると、以下の通りです。
運営コスト | カスタマイズ性 | 難易度 | |
ECモール | 高 | 低 | 低 |
自社サイト | 低 | 中 | 高 |
ECサイト | 低 | 高 | 中 |
では、種類ごとの具体的な特徴について見ていきましょう。
4-1.①ECモール
Amazonや楽天市場のように、多くのショップが集まりオンラインショッピングモールを形成しているWebサイトをECモールと呼びます。
事業者はECモール内に自身のネットショップを開設するだけなので、独自ドメインやサーバーの取得が必要ありません。
特に大手ECモールの場合には、モール自体に強力な集客力がメリットとしてあるため、知名度向上や利益拡大を狙うのに向いています。
ただし、出店時には月額料金や手数料が発生するので、運営コストを考えた予算の確保が必要です。
4-2.②自社サイト
もし、ご自身のブログやWebサイトを持っているなら、ショッピング機能を追加するとネットショップとして併用が可能です。
新たにネットショップを開設しなくていい分コストがかからず、操作に慣れている点がメリットでしょう。
一方、自社サイトの知名度がない場合は、商品の売れ行きも期待できないため、集客戦略を考え、実行しなくてはいけません。
一定のファンや知名度があり、付随する商品・サービスの販売を考えている場合には、自社サイトをネットショップにするのは効果的でしょう。
4-3.③ECサイト
ネットショップとして独自ドメイン・サーバーを取得し開設するのがECサイトです。
商品やサービス、ショップコンセプトに合わせて自由にデザインし、カスタマイズできる点は他とは異なるメリットといえます。
ネットショップ作成サービスを用いれば、デザイン・制作スキルがない方でも開設ができるのも魅力です。
デメリットとしては、自社サイト同様に集客力が弱い点です。
SNSやSEO、広告出稿をうまく利用して、徐々に顧客数やファンを増やす施策を続けて行かなくてはいけません。
05どのくらい稼げる?個人のネットショップの年収
個人のネットショップを開業したら、どのくらい稼げるのか気になる方もいらっしゃるでしょう。
扱う商品によって年収はかなりバラつきがあるため、平均年収は参考にならないかもしれません。
株式会社NOC代表取締役の岩松勇人氏曰く、個人レベルのネットショップで成功している方は
- ✔月商1,500万円・利益400万円
- ✔年商1億8,000万円・利益4,800万円
が上限値と公言しています。
そのため、本格的にネットショップ事業に個人で参入する場合は、上記を最大年収の目安にするといいかもしれませんね。
06個人で開業したネットショップの運営方法
ネットショップは開設しただけで終わりではありません。
では、ネットショップではどのような運営をしなくてはならないのか、流れについて解説します。
6-1.商品を仕入れる
販売するための商品あるいは原材料を仕入れる作業です。
商売の基本は、品質のいいものを安く仕入れることなので、リアルだけでなくインターネットの仕入れサービスや卸問屋も駆使して仕入れ先を見つけましょう。
6-2.集客をする
商品を出品しただけでは売れないので、集客戦略を考え、実行していきます。
- ✔ネットショップのSNSアカウントを作成して情報発信する
- ✔SEO対策でECサイトを検索上位表示させる
- ✔広告を出稿して目につきやすくする
以上のような施策を使って、集客力を強化していきましょう。
6-3.商品の受注管理を行う
商品の受注管理もネットショップの運営で大切な作業です。
受注管理はアプリを使用するのが主流で、スマホからでも仕入れ先に発注やお客様からの注文を確認できます。
機会損失を防ぐために、常に受注管理は怠らないようにしましょう。
6-4.商品を発送する
注文が入った場合、商品の梱包・発送業務をしなくてはいけません。
商品によって適切な発送方法があるので、配送会社選びもネットショップ運営には必要です。
顧客にも安心感を与えられるよう、信頼できる配送会社と取引しましょう。
6-5.アフターフォローを行う
商品を購入した顧客に対して、アフターフォローを行うことで、ファンやリピーターになる可能性を高めます。
商品到着後にアフターフォローメールや、キャンペーンやクーポンの告知で、顧客育成にも力を入れていきましょう。
6-6.商品の在庫管理を行う
適切な商品の在庫管理を行うことで、安定したショップ運営が可能です。
在庫切れが起こらぬよう、需要予測や商品のチェックを行いましょう。
季節で需要が変動する商品の場合は、なるべく在庫を抱え込みすぎないようキャンペーンやセールで売り切るなどの工夫も取り入れてみてください。
07個人でネットショップを運営する際の成功のコツ
せっかく開業するなら、ネットショップの運営を成功させたいと考えるのは誰しもが同じです。
では、個人でネットショップを運営する際に、成功するコツについてお話しましょう。
7-1.ランニングコストを抑える
ネットショップを運営していくと、仕入れや決済手数料、配送料といったランニングコストが発生します。
それぞれの料金だけ見るとさほど大きなコストにならないかもしれません。
しかし、年間や合計で見ると意外に支出を圧迫している可能性もあるので、ランニングコストの見直しが必要です。
例えば、どの商品でも同じ配送業者と契約している場合は、サイズや重さごとに最適な業者を選択し直すとコスト削減につながります。
また、開業当初は売上が伸びないのにも関わらず、カートシステム利用料でコストが発生し続けてしまうケースもあるでしょう。
安定的な売上になるまでは「BASE」や「STORES」のような無料でカートシステムを利用できるサービスを使うのもおすすめです。
このように、ランニングコストを抑えて利益幅を多くすることも、ネットショップ運営の成功の秘訣といえます。
7-2.集客戦略は無料でできることから始める
ネットショップの集客戦略は無料でできることから始めるのもポイントです。
予算がある場合には、即効性が高い広告出稿が効果的なものの、運用方法がわからなければ大きな損失になりえます。
そのため、まずはSNSによる情報発信、SEO対策で検索上位表示を狙う方が、無料かつ運用ノウハウも身に付くのでおすすめです。
自身でSNSやSEO対策する分にはコストは発生しないので、赤字リスクを避けることができます。
7-3.在庫は抱え込みすぎない
取り扱う商品にもよりますが、あまり在庫を抱え込みすぎないほうが、業務の負担が少なく運営を続けやすくなります。
在庫を保有しすぎると、スペースの圧迫や倉庫の管理が複雑化し、商品が見つからない、在庫数のミスといったトラブルが起こるリスクが高くなるでしょう。
無在庫販売が理想ですが、どうしても在庫を持たなくてはならない場合でも、なるべく抱え込みすぎないように意識しましょう。
7-4.ファン・リピーターの獲得に力を入れる
個人のネットショップで心強い味方になるのがファンやリピーターです。
根強いファンやリピーターを獲得できれば、安定した収益につながるだけでなく、宣伝や応援など、自身のモチベーションの元や広告塔にもなってくれるでしょう。
そのためには、まずショップの魅力を発信し続け、共感してもらう方を増やすのが大切です。
また、常に顧客を第一に考え、感謝の気持ちを忘れずにネットショップ運営をしていきましょう。
7-5.炎上しないよう注意する
集客を求めすぎるあまり、過度な表現や虚偽の発信をして炎上(不特定多数のユーザーから批判や誹謗中傷などを含む投稿が殺到する状態)してしまうケースも珍しくありません。
特にSNSは拡散力に優れているため、一度炎上してしまうとお店としての信用を損ねてしまう可能性が高いです。
自身が意図していない内容にすり替えられて、拡散されてしまう場合もあるでしょう。
個人のネットショップ運営で成功するには、炎上しないことが一番です。
積み上げた信頼を失わないよう、常日頃から発言・表現には十分注意しましょう。
08個人のネットショップ開業でよくある質問
8-1.Q.副業でネットショップを開業することはできる?
副業でネットショップの開業はできます。
ただし、ネットショップ運営で得た売上は確定申告をしなければならないので、収支の計算は忘れずに記録しておきましょう。
8-2.Q.ネットショップの仕入れ先はどうしたらいい?
インターネットの仕入れサービスや卸問屋を活用しているネットショップのオーナーも多いです。
また、見本市や展示会、問屋街に足を運び、仕入れ先の開拓をするのもいいでしょう。
8-3.Q.無料で使えるネットショップアプリは?
初期費用・月額費用がかからないネットショップアプリは「BASE」や「STORES」があります。
ただし、売上に応じた手数料や決済手数料が発生するため、完全無料のネットショップアプリはないという点は覚えておきましょう。
09ホームページ・ECサイトの制作はBESTホームページ
弊社では「BESTホームページ」と呼ばれるCMSを提供しています。
誰でも簡単に本格的なホームページ・ECサイトを開設・運営できるようこだわっており、ドラッグ&ドロップでデザインできる仕様です。
また、集客面でもサポートできるようSEO対策も施し、なおかつショッピングカート連携もしやすくなっています。
今なら15日間だけ、BESTホームページの全機能が使える無料体験を実施中です。
ネットショップを検討している方は、この機会にぜひBESTホームページをお試しください。
10まとめ
今回はネットショップを個人で開業する方法について解説しました。
ネットショップを運営するには、まず商品とショップコンセプトの決定が重要です。
その上で、出店方式や決済方法、必要な手続きを考えていきましょう。
本記事を参考にして、自身の理想とするネットショップを開設・運営にぜひチャレンジしてみてください。
― この記事を書いた人 ―