ホームページ作成でやってはいけないこと11個!ツール・制作会社編
公開日:2024/9/30
最終更新日:2024/9/30
「ホームページ作成のツールはどれでもいいの?」
「ホームページ制作会社の正しい選び方が知りたい」
ホームページ作成・運用を成功させるには、作業効率を高めるツールや制作会社の選び方が大変重要です。
そこで今回は、ホームページ作成でやってはいけないこと「ツール・制作会社編」を解説します。
本記事を読めば、間違ったツールの使用や目的に合致しない制作会社を選ばないようになるはずですので、ぜひ参考にしてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、BESTホームページをご検討ください。
01ホームページでやってはいけないことを理解する重要性
ホームページの利用ツール選び、制作会社選びでは、やってはいけないことがいくつか存在します。
それらをよく理解しないまま制作すると
- ✔集客への悪影響
- ✔想定していたホームページ運用ができない
- ✔制作会社に余計な費用を支払う
上記のようなリスクを背負うことになるでしょう。
特に、商品・サービスの提供をしているホームページの場合、集客ができないと売上も伸びません。
さらには、薬機法に違反した広告を打ち出すと、最悪2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が課される可能性があります。
こうした法律への違反は炎上よりも厄介なケースに発展するため、絶対にやってはいけないこととして覚えておきましょう。
以上のように、ホームページの制作から運営まで、しっかりと知識とマナーを身につけておかなくては、大きな損失を生んでしまいかねません。
これから「ホームページ制作でやってはいけない点」を「利用ツールの選定・制作会社」に絞ってご紹介します。万が一既に実施してしまっていることがあったとしても、今からでも改善し挽回できれば遅くはありません。
この記事を読んでいただき、これからご紹介する項目をチェックしていきましょう。
なお、ホームページの構築や、ホームページ運用・SEO対策についての「やってはいけないこと」は下記にそれぞれまとめております。
ご自身のホームページ制作のフェーズに合わせてぜひご覧ください。
02ツール選びでやってはいけないこと4つ
ツール選びでやってはいけないことは、主に以下の4つです。
- ✔自社の目的と合わないツールを選ぶ
- ✔独自ドメインを使わない
- ✔広告を表示させたままにする
- ✔月の利用料を計算していない
ツールはホームページ作成・運用を効率的にしてくれます。
しかし選び方次第で逆効果になる可能性もあるので注意しましょう。
では、それぞれのやってはいけない点について解説します。
2-1.自社の目的と合わないツールを選ぶ
文字にすると当たり前のことのように感じますが、自社の目的と合わないツールを選んでいる企業も多くあります。
例えば、自社の商品・サービスを販売するサイトを作りたいのに、
- ✔ショッピングカート
- ✔クレジット決済機能
- ✔商品登録
などの機能が標準搭載されていないホームページ作成ツールを選んでしまう、などです。
また、ホームページ作成の知識がないのにも関わらず、操作が難しいCMSを使用している企業も見かけます。
- ✔なんだか良さそうだから
- ✔みんなが使っているから
- ✔料金が安いから
上記のような理由でホームページ作成ツールを選ばないようにしましょう。
大切なのは、以下の2点です。
- ✔自社の目的に沿っているか
- ✔運用・更新がしやすいか
上記を意識して、自社に最適なホームページ作成ツールを見つけてください。
2-2.独自ドメインを使わない
自社のホームページを作るのなら、独自ドメインは取得するべきです。
独自ドメインは「https://◯◯.jp」の◯の部分を自由に設定できるドメインを指します。
世界に1つしかないオリジナルのURLになるため、企業名やサービス名を設定する場合が多いです。
弊社が提供している「BESTホームページ」の紹介サイトも「https://best-hp.jp/」と独自ドメインを取得しています。
ホームページを公開する場合、ドメインの取得は必須です。
しかし、ドメインの取得と維持には料金がかかってしまうために、ホームページ作成ツールが提供している無料ドメインを利用しようとするケースもあります。
無料ドメインの場合、料金はかからないものの、ホームページ作成ツールの企業ドメイン名を含んでしまうので、おすすめはできません。
ビジネスとしてホームページを作成する以上は、オリジナルのURLの方がわかりやすく信頼性も高まります。
そのため、費用がかかっても独自ドメインは取得しておくようにしましょう。
2-3.広告を表示させたままにする
ホームページ作成ツールの中には、広告を表示させる機能が付いている場合があります。
広告を表示させたままにすると、ホームページを訪れたユーザーがクリックしてしまう恐れがあるので注意が必要です。
特に商品・サービスの紹介ページでは、ホームページ内でお問い合わせや購入をしてもらうため、離脱してしまうような外部リンクを設けない場合が多いです。
その際に、ホームページ作成ツールの広告が表示されていると、ユーザーの離脱率を高めてしまう可能性があります。
中には有料プランでないと広告を非表示にできないホームページ作成ツールもあるでしょう。
しかし、会社の売上を考えると、有料プランにしておいた方が遥かに利益になります。
他社の広告は表示させないように、必ず非表示かどうか確認しておきましょう。
2-4.月の利用料を計算していない
ホームページ作成ツールは、初期費用や月額費用が発生します。
ECサイトを作成するプラットフォームの場合は、上記に加えて決済手数料やシステム利用料なども加算されるでしょう。
そのため、初期費用+月額費用+手数料を加味して、予算内に収まるかを考えなくてはいけません。
売上は出ているが、利用料や手数料によって赤字になってしまうのなら、利用を再検討すべきです。
ホームページ作成ツールやECサイト作成プラットフォームの料金プランと自社の予算を比較し、運用可能か判断しましょう。
ホームページの維持費や制作費については、以下の記事で解説しているので目を通してみてください。
03制作会社選びでやってはいけないこと7つ
現在、制作会社はかなりの数が存在するため絞りきれず、ついつい安易に選びがちです。
しかし、自社の命運を分けるホームページである以上、間違った制作会社選びをすべきではないでしょう。
- ✔サービス・会社の信頼性を検討せず途中解約不可な契約をする
- ✔相性や強み・サポートを調べずに制作会社を選ぶ
- ✔見積金額が高すぎると感じても契約する
- ✔見積もり金額が低いから契約する
- ✔制約の多いCMSを利用する
- ✔任せきりにする
- ✔目的をきちんと伝えない
ここでは、上記の7つのやってはいけないことについて解説します。
3-1.サービス・会社の信頼性を検討せず途中解約不可な契約をする
ホームページ制作会社は、提供サービス内容によっては制作だけでなく運用・更新管理も代行してくれる場合が多いです。
その際はもちろん費用を支払わなくてはいけませんが、契約時に説明された話と異なる内容のサービスやサポートであった場合や、それに対して改善が見られなかった場合、途中解約ということも検討に上がるでしょう。
しかし、中には途中解約が不可な契約もあります。
途中解約ができない理由は、リース契約を結んでしまったケースが考えられます。
リース契約を結ぶ際は、内容の妥当性はもちろんのこと、その会社の信頼性なども考慮して慎重に契約するようにしましょう。
3-2.相性や強み・サポートを調べずに制作会社を選ぶ
ホームページ制作会社それぞれに得意分野やサポートできる範囲は異なります。
また、担当者との相性もあるので、総合的に自社の目的を達成させてくれそうな会社を選ばなくてはいけません。
- ✔インターネットを検索したら出てきたから
- ✔すぐにホームページを作って欲しかったから
- ✔サポートはなんでもしてもらえると思ったから
などの安易な理由では、決して選ばないようにしてください。
中には、自社のイメージするデザインや機能を得意としていない制作会社を選んでしまう可能性もあります。
そうなると、想像したデザインにならないだけでなく、費用もかさんでしまうので注意しましょう。
3-3.見積金額が高すぎると感じても契約する
「制作会社の見積もりが高く感じたが、そのようなものだと思って契約した」
というケースも珍しくありません。
ホームページ作成を依頼するのは頻度の低いことなので、相場を理解している方は少ないでしょう。
しかし、本当に見積もりが相場より高い場合もあるので、疑問を持ったら見積もりの詳細を聞くべきです。
- ✔自社としては不要なデザインやレイアウト、機能の挿入があった
- ✔作業内容に不明瞭な箇所があった
以上のような要素が、見積もり金額を高くしている場合があります。
適正な金額でホームページを制作してもらうには、見積もりの詳細は必ず聞いた上で、
- ✔他の制作会社の見積もりも取る
- ✔ホームページ制作に詳しい方にアドバイスをもらう
- ✔イメージを伝えてもう一度見積もりをしてもらう
といった行動を取りましょう。
3-4.見積もり金額が低いから契約する
見積もり金額が高すぎるのもいけませんが、逆に低すぎても注意が必要です。
金額が低いのには、以下のような理由があります。
- ✔担当者との連絡がスムーズに取れない
- ✔デザインや作業工程に融通が効かない(要素が少なくシンプルなサイトしか作ってもらえない)
- ✔対応可能な作業範囲が狭すぎる
ついつい金額の安さだけ見て依頼してしまいがちですが、中身をしっかりと確認しなくてはいけません。
作業範囲が狭すぎることで追加作業や他社にリニューアル依頼をすると、結果的に費用が高くなってしまうケースも珍しくないでしょう。
3-5.制約の多いCMSを利用する
制作会社が提供しているCMSは運用・更新が楽なので、採用されるケースが少なくありません。
しかし、CMSによっては制約が多い場合があり、逆に運用・更新がしづらくなってしまいます。
- ✔デザインのテンプレートが少ない
- ✔独自ドメインの使用不可
- ✔カスタマイズ性が低い
自由度の高いCMSを選ぶなら、弊社が提供している「BESTホームページ」や、シェア率No.1のWordPressを検討しましょう。
3-6.任せきりにする
ホームページ制作会社に全て任せきりにするのは、リスクが大きいことと認識しておかなくてはいけません。
任せきりにすると、自社とデザイナーのイメージに相違が生まれ、満足のいかないホームページに仕上がる可能性があります。
全て任せる判断をしたにも関わらず、納得がいかないとなると、制作会社側としても快くは思わないはずです。
自社の財産となるホームページだからこそ、積極的に介入して理想のデザインになるように仕上げていきましょう。
3-7.目的をきちんと伝えない
なぜホームページを作るに至ったのか、目的をきちんと伝えないのもNGです。
また、
- ✔かっこいいデザインのホームページが作りたい
- ✔魅力的なホームページにしてほしい
といった曖昧な目的も、伝えているうちには入りません。
- ✔新商品の開発に先立って紹介サイトを作りたい
- ✔Web上での商品購入が全体の30%になるよう施策をして欲しい
- ✔ターゲットは30代のビジネスマン
- ✔ターゲットから共感を得られるようなスタイリッシュかつ青を基調として清潔感のあるデザインにして欲しい
上記のような具体的な目的かつ要望を明確に伝えると、かっこいいデザインとだけ伝えるよりもデザインのイメージがしやすくなるはずです。
ホームページを作る目的は制作会社に依頼する前にしっかりと決めておきましょう。
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05まとめ
今回は、ホームページ作成でやってはいけないことツール・制作会社編を解説しました。
ホームページに関連するツールは充実した機能を揃えているものも多いですが、その分費用が高く操作が複雑になりやすいです。
自社にとって必要なツールかどうか、操作ができるかどうかなども含めて慎重に選ばなくてはいけません。
制作会社については、相性だけでなくどのような契約・体制を整えているかもチェックしましょう。
また、ホームページ作成でやってはいけないことはツールや制作会社選びだけでなく、構築時や運用・SEOを行う際にも存在します。
以下の記事では、構築編・運用編として詳しく解説していますので、気になる方はあわせて読んでみてください。
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