① | キャッチコピー |
目的に沿ったサービスを探しているユーザーに向けたキャッチコピーを発信し、ターゲットとしているユーザーに呼びかける役割を果たします。 | |
② | コンセプト・方針 |
コンセプトや事業内容を伝えることは、もちろんですが他事務所と差別化するために事務所の「売り」の部分をアピールする必要があります。
(※キャッチコピーで印象深い一言を置き、コンセプト・方針などは下層ページで説明するため、トップに置かないケースもあります) |
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③ | 事業別リンク(下層ページメニュー) |
複数の業務・サービスを展開し、顧客ニーズごとにサービス内容が違う場合、トップページから目的別に見たいページへすぐに飛べるよう各ページへのリンクを設置した方がより使いやすいホームページとなります。
(※画像リンクなどで事業内容と似た画像をクリックさせるのも視覚的に分かりやすくなります) |
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④ | お知らせ・会社概要・アクセス・お問合せ先情報 |
電話番号やお見積り・お問合せフォームへのリンクバナーなど連絡に最低限必要な情報はトップページにも載せることが多いです。
(※全ページ共通となるヘッダーやフッターに置くケースも多いです) |
士業のホームページ作成に必要な情報ページは?

公開日:2021/3/26
最終更新日:2021/3/26
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ホームページ作成大学運営
税理士事務所や会計事務所、法律事務所などを探すためにインターネットで調べた際、その事務所の業務内容やお問合せ先の情報が分かりづらかった場合、印象や信頼にも大きく関わります。
個人から企業まで、幅広く必要に応じた依頼を受け付ける士業にとって、ホームページに必要な情報を分かりやすく掲載することは、お問合せ数にも関わる重要な要素の一つとなります。
しかし、実際ホームページを作成するにあたり、どのようなページを作ればいいのか分からないという方が多いのではないでしょうか?
そこで、今回は業種別ホームページ運用法の第四弾として、士業のホームページに必要なページと、そのページ内容についてご紹介していきます。
ぜひホームページ作成の参考にしてください。
01目的の明確化
ホームページ作成を行う上で、まずは目的を明確にすることが重要です。
明確な目的を持つことで、作成するページの方向性もイメージしやすくなります。
例えば、
① | 専門分野(※相続、起業・会社設立など)での新規顧客の獲得。 |
② | 専門分野(※相続、起業・会社設立など)を検索したお客様に役立つ情報を掲載・提供し、相談窓口からの集客に繋げる。 |
など、ホームページで実現したいことを予め決めておきましょう。
02ターゲットの設定
目的の次に重要なこととして、ターゲットの設定を行います。
目的を持ってホームページを作成したものの、アクセス数・問合せ数に繋がらない場合、このターゲット層を明確にできていない可能性があります。
例えば、「○○県内で会社設立・起業をしたい方や、相続相談したいという個人の方に向けたサービス提供をする」場合、ターゲット層はその○○県周辺で会社を起こすことを考えている方や県内にお住いの個人の方々になります。
そこからさらに深掘りし、顧客となるお客様の事業内容や規模、依頼する決め手となる情報、依頼ニーズ、個人の方であれば、年齢層、家族構成といった、依頼する方の特徴や目的を具体的にイメージしたうえで目的に沿ったホームページを作成することが重要です。

特に士業の場合、お客様自身では分からない専門分野を取り扱う関係上、ご相談窓口やお問合せ先を必ず設けるというのが重要です。
また、お客様側としても相談の前にある程度分からないことに対する情報収集をする際、検索で引っかかった事務所のホームページに「こういったことでお困りではないでしょうか?」「こういった場合はこのような形でご相談ください」など自分に該当する事例や流れが掲載されていると、丁寧な事務所という印象や信頼できる事務所と思うのではないでしょうか?
そういったお客様をターゲットとしている関係上、ホームページにあらかじめニーズのある情報を掲載しておくことが信頼へと繋がります。
ホームページを閲覧するターゲットを明確にし、常にユーザーファーストなホームページ作成を心がけましょう。
03ホームページの目的とターゲットに合わせた情報の整理
目的とターゲットが明確にできたら、最後にお客様が実際に依頼するイメージを考慮しお客様の視点(ユーザー視点)で自社を紹介します。
お客様が求めている情報は、どのような相談に乗ってくれるのか、どんな事務所なのか、どんなスタッフが対応するのか、相談までの流れ、料金などです。
士業は一見「堅い」という印象を与えがちですが、実際にはお客様に寄り添い、助けとなるような印象を与えたいというケースが多い業種でもあります。
そのため、事務所案内に関しては、事務所の理念・方針をしっかりと掲載するとともに、安心と信頼を与えるような温かみのある事務所であることを示すと相談しやすい雰囲気を出せます。
(※ただし、デザイン的に「硬派なイメージ」を持ってもらいたい場合は別です)

また、どのようなスタッフが働いているかなども掲載することで親密感が増します。
相談までの流れや料金なども細かく掲載すると、よりお客様が分かりやすいホームページとなります。
ユーザーファーストが重要視される今、自身がお客様としてそのホームページを見に来た場合、どういった情報を求めるのか、見やすいと感じるのかをイメージするとより良いホームページとなります。
04士業のホームページに必要なページと作成例
士業のホームページに多く見られるページは以下の7つです。
1. | ホーム(トップページ) |
2. | 事務所紹介(代表挨拶・スタッフ紹介など) |
3. | 業務内容 |
4. | 料金案内 |
5. | よくある質問・Q&A |
6. | セミナー案内 |
7. | 相談窓口(相談受付フォーム) |
※当社調べ
4-1.ホーム(トップページ)
トップページのメインビジュアルには「ビジネスシーン」、「オフィス風景」、「地域の風景」などの画像を置くことが多いです。
地域密着を大切にしている場合、地域らしさを感じる風景画像や顧客対応をしているような画像なども使用されています。
また、ページ内に概ね下層ページ遷移用のサービスメニューを置くことが多いです。
お客様ごとに必要となるサービス内容が違うことや、こういったケースの場合はこちらといった具体例を示すことで、一目で分かりやすく、親切心を感じる構成になります。
作成例:

4-2.事務所紹介(代表挨拶・スタッフ紹介など)
作成例:
① | 事務所概要 |
事務所名・所在地・連絡先・代表者名・従業員数・資本金・取引銀行・主要取引先・事業内容など、できる限り詳しい事務所の情報を公開します。 | |
② | 交通案内 |
見やすい地図を掲載します。さらに駅や目印からの道案内と所要時間を掲載し、駐車場がある場合、駐車可能な台数と必要に応じて地図上に駐車場の位置を掲載します。 | |
③ | 代表挨拶 |
代表者様の挨拶を掲載し、その他に趣味やプライベートな情報などを掲載する事で、親しみやすい印象を与える事ができます。
さらに、仕事への意気込みや目標、誇りなどをアピールすることで、信頼感を得られます。 顔写真も一緒に掲載することで、お客様への安心感を与える事ができます。 |
|
④ | スタッフ紹介 |
代表挨拶と同じように、スタッフの紹介も入れることで、どのような人が対応してくれるのかが一目で分かり、信頼感を得られます。
顔写真はもちろん、趣味、座右の銘、スタッフからの一言など親しみやすい内容にしつつ、随時更新するようなページ構成にすることで、ホームページ運用面でも定期更新を行えるページとなります。 |

4-3.業務内容
作成例:
① | 各業務・サービス別ページ |
事務所の業務の詳細説明をサービスごとに掲載します。
業務における専門用語、難しい用語の使用は避け、わかりやすく説明し、オリジナリティーをアピールするため各業務ごとに事例や解説ページなども作成するとより丁寧です。 例えば、ページ作成としては、「業務内容」というページを各サービス遷移用のメニューページとして作成し、「会社設立」「会計業務」「相続」「遺言状の作成」など、サービスごとに1ページずつに分けて詳しく説明します。 |

4-4.料金案内
作成例:
① | サービス別の料金表 |
複数のサービスを展開している場合、サービスごとに発生する料金詳細や年間費用など閲覧しに来たお客様にも分かりやすいような形で提示します。(法人・個人別など) |

4-5.よくある質問・Q&A
作成例:
① | よくある質問と回答 |
お客様とのお打合せやお問い合わせの際に、実際にあったよくある質問を掲載し、それに対しての回答をページに設けることで親切なページになるとともに、お問合せに返信するメールの作成などの対応の負担も軽減でき、コスト削減に繋がります。 |

4-6.セミナー案内
作成例:
① | セミナースケジュールと詳細 |
事務所でセミナーを開催している場合、セミナー専用のページを設けることが多いです。
開催スケジュールや、資料のダウンロード、参加方法の記載など。 |

4-7.相談窓口(相談受付フォーム)
作成例:
① | 問合せ・相談フォーム |
相談やお問合せに丁寧にお答えする為に、フォームでのお問合せページを用意します。
返信の際に最低限必要な情報の入力項目と、質問内容の入力欄を用意します。 |

05スマートフォンにも配慮したページ作成
ホームページ作成にあたり、もう一つ気にしなくてはならないといけないのが、閲覧する機器・デバイスについてです。
近年ではPCからだけではなく、手元のスマートフォンから簡単に情報を検索できるようになり、スマートフォンで閲覧される機会が格段に増えています。
士業のホームページは、PCからのアクセスが7割近くを占めているとは言え、個人からの依頼の場合はスマホから閲覧されることが多くなるでしょう。(※当社調べ)

そのため、ホームページ作成においても、ページに載せる内容を検討後、最後にスマートフォンで見た時にどのように見えるのかということを、PC閲覧時の見た目以上に気にかけてみてください。
公開後のページを自身のスマートフォンで確認してみて、見づらい、分かりづらいと感じるようであれば、スマートフォンでの閲覧時に見やすいと感じる構成・デザインに変更しましょう。
06まとめ
士業のホームページでは、事務所紹介、業務内容、料金案内といった、相談をする前に確認しておきたい情報がお客様から求められています。
また、デザインやコンセプトは事業内容にもよりますが、シックな色合いで落ち着いた印象を与えるようなデザインが好まれ、業務別に詳細ページ(丁寧な説明)がある、分かりやすくシンプルなページ構成の傾向があります。
お客様にとって見やすいページを作ること、よりユーザーファーストなページを心がけることで、アクセス数にも繋がっていきます。
その他、ユーザーファーストなサイトマップの作り方やアクセス数の分析に役立つ情報についてはこちらも参考にしてください。
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― この記事を書いた人 ―

ホームページ作成大学運営
3万サイト・30万ページの提供実績を持つホームページ制作会社が運営。成果の出るホームページ作成・運用ノウハウを初心者の方にも分かりやすくお伝えします!