ホームページに掲載するコンテンツとは?6つの事例も紹介

ホームページに掲載するコンテンツとは?6つの事例も紹介

公開日:2018/8/29
 最終更新日:2023/12/1

「ホームページを充実させたいけど何をすればいいのかわからない」
「どんな情報を載せればユーザーの役に立つのか知りたい」

ホームページの運営をしていると、上記のような課題に頭を悩ませる方も多いでしょう。

閲覧者にとって有益な情報を提供し続けることは、集客効果を高める最善の方法です。
そこで本記事では、ホームページのコンテンツについて、事例とともに解説します。ぜひ参考にしてみてください。

なお、ホームページ作成をご検討なら、BESTホームページをご検討ください。


01ホームページの「コンテンツ」とは?

ホームページの「コンテンツ」とは?

ホームページのコンテンツとは、いわば掲載する情報自体を指します
詳しくはWebコンテンツと呼び、使用する画像や動画など、ホームページ内で表現されているもの・内容全てを含めます

本来は、音楽・映画・ゲーム業界といったものをコンテンツ業界と呼ぶため、画像・動画をWebコンテンツと捉える方も多いです。
しかし、Webコンテンツは掲載する情報全体を指すため、今あなたが読んでいるこの文章もWebコンテンツとみなされます。

近年では、集客にはコンテンツの質および量が重要といわれており、多くのメディアが有益でハイクオリティなコンテンツを提供しています。
そのため、「コンテンツマーケティング」や「コンテンツイズキング」という言葉が注目を集めつつあるのです。

1-1.コンテンツ イズ キングとは

コンテンツ イズ キングとは

コンテンツイズキングとは、コンテンツこそ最重要であるというビル・ゲイツが提唱した言葉です。

ホームページへ集客するにあたって、SEO(検索エンジン最適化)の理解は欠かせません。

SEO対策で最も重視されているのがユーザーファーストであり、コンテンツイズキングに通ずるものがあります。

以前までのSEO対策では、低品質なコンテンツであったとしても被リンク(他のサイトからリンクをされている状態)の数が多ければSEOの上位効果が現れていました。

しかし、現在ではユーザーファーストの理念のもと、有益となる情報を提供しなければ上位表示されるのは難しいでしょう。
そのため、コンテンツのクオリティを意識するのが、ホームページの運営には重要であり、必須の施策であるといえます。


02集客成功の鍵を握る「コンテンツ」

集客成功の鍵を握る「コンテンツ」

コンテンツが集客成功の鍵を握っている理由として、以下の項目があげられます。

  • 閲覧者は有益な情報を求めてホームページにアクセスする
  • 検索エンジンは閲覧者にとって有益な情報を評価する
  • ファンを作ることができる

上記を理解すれば、よりWebコンテンツの重要性がわかるでしょう。
では、それぞれの項目について詳しく解説します。

2-1.閲覧者は有益な情報を求めてホームページにアクセスする

人々がホームページにアクセスする主な動機は、新しい情報や知りたいことを調べたり、お店や商品・サービスを探したりするためです。
ホームページに求められるのは、その期待に応えること。

具体的な目的を持って訪れた閲覧者に対し、十分な情報を提供できなければ、問い合わせや購入につながることもなく、再び訪問してもらうことすらできないでしょう。

2-2.検索エンジンは閲覧者にとって有益な情報を評価する

Googleは、検索ユーザーに最適な検索結果を届けることを目指し、検索意図に合う有益な情報が載ったページを上位に表示するようアルゴリズムを改良しています。

SEO対策として、やみくもに被リンクを増やすのが流行っていた昔の話。検索エンジンに評価されるにはコンテンツが何より重要で、その重要性はますます高まっています。

2-3.ファンを作ることができる

良質なコンテンツを作り続けられると、ニーズを持ったユーザーがファンになってくれます。

このホームページは自分にとって役に立つコンテンツを発信してくれている、と認識すれば、定期的に訪れてくれるはずです。
そうなると、自然とホームページのアクセス数は増え、認知度の向上や売上にまで影響を与えてくれるでしょう。

また、良質なコンテンツを繋がりのあるユーザーに共有したい方は、SNSでの拡散を行います。
SNSで情報が拡散されれば、より多くの方に自社を認知してもらえるため、コンテンツ作りは良質かつ有益である必要があるのです。


03コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは

コンテンツマーケティングとは、有益なコンテンツの提供によって見込み客を獲得し、リピートやファン化といった顧客育成を行う手法です。

近年では、テレビのCMやマス広告よりも、自社メディアで有益な情報を発信して顧客獲得を目指す動きが主流になりつつあります。

コンテンツマーケティングの目指すところは、顧客育成(リードナーチャリング)と購買意欲の向上および顧客単価の上昇です。

こうした成果を得るために広告のみを活用するのは、現代において適切ではありません。
むしろ、ユーザーの広告に対する見方も厳しくなっている時代ですから、有益なコンテンツにこそ人は集まりやすくなっています

そのため、コンテンツマーケティングを用いた集客を、多くの企業やメディアで取り入れているのです。

3-1.コンテンツマーケティングのメリット

コンテンツマーケティングのメリット

コンテンツマーケティングのメリットは、主に以下の5つです。

・低コストで運用できる
・潜在顧客層へのアプローチができる
・ブランディングとして活用できる
・コンテンツ自体が資産となる
・嫌悪感を抱かれづらいマーケティング手法である

では、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

低コストで運用できる

コンテンツマーケティングは、低コストで運用できるのが大きなメリットです。

従来までの顧客獲得を行う場合は、広告を行うのが主流であり、目的や規模にもよりますが、何百万というコストをかけていました。
しかし、コンテンツマーケティングは自社メディアおよびSNSでの情報発信がメインとなるので、コストはさほどかかりません。

また、Webメディアに訪れるユーザーはすでに潜在顧客であるケースが多く、顧客獲得率も広告より高い傾向にあります。
テレビCMやマス広告へ出稿するのと比べると、効率的かつ低コストで運用ができます。

潜在顧客層へのアプローチができる

コンテンツを届けるという点では、潜在顧客層への効率的なアプローチが可能です。

そもそも、潜在顧客が自社メディアを見つける場合は、何らかの検索キーワードを入力した結果に表示されている場合が多いです。
そうなると、自社メディアに訪れるのは、自然と潜在顧客および顕在顧客が大半を占めます。

SNSにおいては、友人や知人といった信頼できる方から、自社コンテンツがシェアされるので、冒頭から情報を信じてくれている状態でアプローチが可能です。

ブランディングとして活用できる

良質なコンテンツを提供し続けるのは、ブランディングとしての側面もあわせ持ちます。
「このジャンルにおいて信頼できる情報はあのメディア(企業)」というイメージを与えられると、自然と必要なタイミングで想起してもらえるはずです。

信頼できるメディアであるというブランディングが成功すれば、他社との差別化や競争優位性も獲得できます。

コンテンツ自体が資産となる

これまでに発信したコンテンツは、削除をしない限りは蓄積されていき、自社の資産になります。
有益なコンテンツを多く発信するほど、特定のジャンルに絞って発信するほど、検索エンジンからの評価は高くなるでしょう。

そうなると、コンテンツ自体が資産となり、顧客との信頼関係の構築や収益の向上など、価値のあるメディアに育っていくはずです。

嫌悪感を抱かれづらいマーケティング手法

コンテンツマーケティングは、押し売りのような営業方法ではなく、どちらかといえば顧客側から近づいてもらう手法です。
そのため、見込み客に嫌悪感を抱かれづらく、フラットな状態でコンテンツを見てもらえます

どうしても広告では誇大表現のようなイメージが強く、押し売りのような広告では嫌悪感を抱かれやすいです。
上記を考慮すると、コンテンツマーケティングは双方にとっても誤解が生まれにくい営業方法であると言えるでしょう。

3-2.コンテンツマーケティングのデメリット

コンテンツマーケティングのデメリット

一方、コンテンツマーケティングには以下のようなデメリットがあります。

・効果が確認できるまでに時間がかかる
・人的リソースが必要
・継続的に発信するための体制構築

上記を理解した上で、自社にとってコンテンツマーケティングは必要かどうかを見極めましょう。

効果が確認できるまでに時間がかかる

コンテンツマーケティングは広告とは異なり、効果が確認できるまでに時間がかかる点がデメリットです。

Webメディアとして運用を続ける際、検索エンジンに評価されるには最低でも半年以上かかるとされています。
そのため、年単位での長期的な視野をもって運用を続けつつ、成果を確認していく辛抱強さが必要です。

人的リソースが必要

コンテンツマーケティングが長期的な戦略である以上、人的リソースを割かなくてはいけない点もデメリットです。

コンテンツ作成を外注化する場合には、相応のコストがかかります。
よりコストを抑えるなら自社での内製化ですが、その分人的リソースが必要となり、業務を並行して行う場合には優先順位を設けなくてはいけません。

特にコア業務を疎かにしてしまうのは、事業運営においてすべきではない行為ですので、しっかりとした人的リソースの確保が必要になります。

継続的に発信するための体制構築が必要

継続的に発信するには、体制構築が必要不可欠です。
例えば、コンテンツをどのくらいの規模・ボリュームで発信し続けるのか、そのために必要なコストはどうするのか、といった点があげられます。

見切り発車でコンテンツマーケティングを行うと、

  • 大幅な軌道修正
  • ネタ切れ
  • コンテンツの選定ミス
  • 予算の不足

といったトラブルが起こる確率が高くなってしまいます。

上記のようなトラブルを避けるためにも、体制構築をしなくてはいけないので、その分の手間・労力が発生する点は事前に知っておきましょう。


04良質なコンテンツとは

良質なコンテンツとは

良質なコンテンツと一言でいっても、具体的なイメージがつきにくいですよね。
以下を意識すると、良質なコンテンツとしてユーザーから評価されるので参考にしてみてください。

  • ユーザーの求めている情報の提供
  • ユーザーにとって有益な情報
  • 適切な構造のコンテンツ
  • E-E-A-Tに即したコンテンツ

では、それぞれの内容を詳しく見ていきましょう。

4-1.ユーザーの求めている情報の提供

まずはユーザーの求めている情報を提供する意識がなくては、良質なコンテンツは作れません。

Webメディアを閲覧する際、ユーザーは検索ワードを入力して訪れている以上、何らかの情報を求めています。
その情報を求める意図は何か、どのような悩みを解決したがっているのかを理解し、検索ワードに対して的確な情報提供をしていきましょう。

4-2.ユーザーにとって有益な情報

ユーザーの求めている点に似た部分ではありますが、有益だと感じてくれる情報である点も良質なコンテンツとみなされます。

例えば、「ホームページ ワードプレス 作り方」と検索する方は、ワードプレスでホームページを作りたい方だとわかるはずです。
その上で、ワードプレスを利用する際に必要な初期設定やプラグイン、セキュリティ対策の情報が掲載されていれば、有益だと感じてもらえます。

有益な情報は、ユーザーの検索意図の理解が必須なので、ぜひ潜在・顕在ニーズを読み解いていきましょう。

4-3.適切な構造のコンテンツ

せっかく有益なコンテンツだとしても、見づらい・わかりづらい構造ならユーザーは離れてしまいます。
そのため、適切な構造のコンテンツを設計する点も意識しましょう。

具体的には、検索上位に入るキーワードの使用や、魅力的なタイトルや見出しの作成があげられます。

適切な構造にすると、検索エンジンからの評価も高まるので、手間をかけてこだわっていきましょう。

4-4.E-E-A-Tに即したコンテンツ

E-E-A-Tに即したコンテンツ

SEO対策の一環として、E-E-A-Tに即したコンテンツであることが重要とされています。

E-E-A-Tは、低品質なコンテンツを検索上位にあげないためにGoogleが提唱している指標です。

・Experience(経験)
・Expertise(専門性)
・Authoritativeness(権威性)
・Trustworthiness(信頼性)

それぞれを意識して作成したコンテンツこそ、ユーザーへの有益性の向上や検索エンジンからの評価も高くなります。


05まずは掲載しておきたい6つのコンテンツ例

ホームページを新しく作成する時、また、現在のホームページに追加するコンテンツに困った時のために、ヒントとして活用いただける6つのコンテンツ例をご紹介します。会社概要や代表挨拶、事業内容、アクセスなど基本的な情報は網羅していることが前提です。

歴史、沿革 創業した年や当時の様子、創業した経緯などを紹介し、当時の写真が残っていれば合わせて掲載。
歴史が長い場合は、沿革を年表形式で作成しても良いでしょう。
カタログ、チラシの掲載 お客様に配布しているカタログやチラシがあれば、PDFファイルにして掲載し、ホームページ上で閲覧・ダウンロードできるようにしましょう。
業界のニュースや最新動向 業界誌などの記事から最新ニュースやトレンドをピックアップして定期的に紹介すると、閲覧者の関心を惹き、リピート訪問してもらえるようになります。特に世間的に話題になっているものや、時期に合ったトピックを取り上げると、注目を集めやすくなります。
商品やサービスに関するFAQ お客様から寄せられる質問とそれに対する回答を掲載しましょう。項目が多くなる場合は、「使い方について」「納期について」「料金について」など、カテゴリごとに分けて見出しを付けると見やすくなります。
お客様の声 お客様にアンケートを配布して、自社を利用したきっかけや評価を聞き、許諾を得た上で回答を掲載するのもひとつの手です。法人向けのサービスであれば、導入前の課題や解決方法などを取引先にインタビューし、導入事例として紹介するのもお勧めです。
社員・スタッフ紹介 実際に働いている社員・スタッフの紹介は、イメージアップや安心感につながります。できれば笑顔の写真を掲載しましょう。お客様に対してだけでなく、顔が見えることは求人にも効果的です。

他にも、競合他社や検索結果の上位に表示されるホームページを見て、自社に足りないものがあれば、追加を検討してみましょう。

繰り返しになりますが、ホームページの要はコンテンツです。
自社のホームページを訪れるお客様は何を求めているのか、どんな情報があれば数ある同業者の中から自社を選んでもらえるかを考えながら、どんどんコンテンツを充実させていきましょう。


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07まとめ

今回はホームページのコンテンツについて、コンテンツマーケティングのメリット・デメリットや事例をあわせて解説しました。

現代においては、効率よく顧客獲得をするなら、良質で有益なコンテンツの継続的な発信が効果的です。
ただし、長期的な運用が必要となるため、相応のコストや人的リソース、体制を構築して整えておかなくてはいけません。

ぜひ、自社ホームページのコンテンツを充実させて、集客効果のある資産を築き上げていきましょう。

― この記事を書いた人 ―

BESTホームページ運営事務局

BESTホームページ運営事務局

3万サイト・30万ページの提供実績を持つホームページ制作会社が運営。成果の出るホームページ作成・運用ノウハウを初心者の方にも分かりやすくお伝えします!

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