ホームページへ簡単に決済機能を導入しよう
公開日:2023/09/29
最終更新日:2023/09/29
ホームページの中で商品・サービスを販売するために、オンライン決済機能の導入を検討している企業・事業者様もいるのではないでしょうか。
ホームページへの決済機能の導入方法は多岐に渡るため、自社に最適な方法を用いて行いたいところですよね。
本記事では、これから導入をお考えの方向けに、ホームページへオンライン決済機能を導入する方法や、決済機能付きフォームについて解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、BESTホームページをご検討ください。
01ホームページで使えるオンライン決済の方法
オンライン決済の方法にはいくつか種類があり、どのような手段を用いるかを選択することができます。
- ✔リンク型
- ✔トークン型
- ✔データ伝送型
- ✔メールリンク・SMS型
現在では、上記4種類の方法が主流です。
では、それぞれのオンライン決済方法について解説します。
1-1.リンク型
リンク型は、決済代行会社のページリンクに誘導し、商品・サービスの決済を行う方法です。
ホームページ内で購入手続きを行うためにページをクリックした際に、別会社のページが開くのがリンク型の例です。
リンク型を用いると、ホームページ内でクレジットカード番号を含む個人情報を入力しないため、情報漏洩リスクがありません。
ホームページ内のセキュリティが気になる場合は、リンク型を設置すると安心でしょう。
また、リンク型の決済ページを導入すれば、ホームページ内に決済機能を設ける必要がないので、ある程度の導入の手間を省けます。
上記の理由から、決済機能導入コストを抑えられ、結果的に低コストでホームページ制作を実現できるでしょう。
1-2.トークン型
トークン型は、決済代行会社が提供するプログラムを自社ホームページに組み込み、ページを遷移させずに決済を完了させる方法です。
ユーザー視点ではホームページ内で決済できるので、離脱率を抑える効果が期待できます。
また、情報の暗号化が行われるために、情報漏洩リスクを軽減できる点もメリットです。
トークン型の構築自体はホームページ内ではあるものの、決済ページの管理は決済代行会社に委ねられます。
デメリットとしては、プログラムの組み込みに時間がかかる点と、構築費用が発生する点です。
トークン型の決済機能を導入する際は、初期費用や月額費用、サポート体制をチェックし、予算とコストパフォーマンスを見比べて選ぶようにしましょう。
1-3.データ伝送型
データ伝送型は、決済ページおよび決済データの管理を自社でおこなう方法です。
トークン型はデータ管理を決済代行会社が行いますが、データ伝送型は自社で対応しなくてはいけません。
決済代行会社からプログラムを提供されるわけではないため、ゼロから決済ページを作る必要があります。
ユーザーにスムーズな決済手段の提供が可能で、なおかつカスタマイズしやすい点がメリットです。
一方で、クレジットカードおよび決済情報を管理しなければならず、通信の暗号化などのセキュリティ対策を徹底する必要があります。
結果として実装費用が高くつくこともあり、予算やコストパフォーマンスを検討した場合に、あまり適切ではないケースの多いオンライン決済方法といえるでしょう。
1-4.メールリンク・SMS型
メールリンク・SMS型は、ユーザーにメールあるいはSMS(ショートメッセージ)を送り、記載してあるURLから決済を完了させる方法です。
ユーザーは、送られてきたメールやSMSにあるURLから、クレジットカードや決済に関する情報を入力します。
決済ページを導入する必要がない点はリンク型同様で、導入費用を抑えられる点がメリットです。
メールリンク・SMS型は、購入情報が決済代行会社管理となり、ホームページ内の情報漏洩リスク軽減にも役立ちます。
デメリットとしては、ホームページ内で決済が完了しないので、離脱率が上昇する可能性がある点でしょう。
ユーザーにとってはその場で決済できず一工程多い決済方法になるので、導入する際は慎重に検討します。
02簡単に使える「決済機能付きフォーム」
オンライン決済方法をご紹介しましたが、情報漏洩リスクや導入までの簡易性を考えるなら、決済機能付きフォームがおすすめです。
商品ごとのページを作成する必要がなく、注文や決済に関する入力ページも作成する必要がありません。
本来であれば、決済ページを設置すると導入費用や使いこなすまでの学習コストが生じます。
しかし、決済機能付きフォームであれば、上記のようなデメリットを解消でき、スムーズな導入が可能です。
弊社が提供しているBESTホームページでも、決済機能付きフォームを利用できます。
ご注文やお申込み受付に特化したリッチなフォーム + 決済機能を搭載した機能になるので、
- ✔小規模のECサイト事業者
- ✔ネットショップに挫折してしまった方
上記のような方でも、悩むことなく実装・決済機能の提供ができるでしょう。
決済機能付きフォームに関しては、以下の記事で詳しく解説しているため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
2-1.決済機能付きフォームのメリット
決済機能付きフォームのメリットについて、もう少し詳しく解説します。
- ✔決済システムの構築不要
- ✔クレジットカード情報の管理不要
- ✔多彩な決済手段の一括導入が可能
では、それぞれのメリットについて見ていきましょう。
決済システムの構築不要
決済機能付きフォームがあれば、自社ホームページに決済システムを構築する必要がありません。
フォームから商品の注文が発生した際に、購入者へメールが送られ、記載してあるURLを開くと決済ページへ誘導できます。
クレジットカード情報の管理不要
ホームページ内で決済を行うわけではないため、クレジットカード情報の管理は決済代行会社にあります。
ホームページで決済を管理してしまうと、個人情報を保有するので、セキュリティ対策にもコストを割かなくてはいけません。
一方、決済機能付きフォームにすれば、クレジットカード及び個人情報管理が不要となり、保守・管理費用を抑えることが可能です。
多彩な決済手段の一括導入が可能
決済機能付きフォームは、多彩な決済手段の一括導入が可能です。
オンライン決済が多彩であるほうがユーザーの離脱率を防げるので、決済手段の豊富さは売上に直結します。
現に、ソフトバンクペイメントサービスが調査した「決済手段不足によるサイト離脱率」では、以下のような離脱率が出ています。
商品・サービス別離脱率 | 男性 | 女性 |
物販 | 64.2% | 57.2% |
デジコン | 56.0% | 53.5% |
上記からもわかるように、多彩な決済手段を用意しておくのは、ユーザーへの離脱を防ぎ、成約率を高めるメリットがあると考えられるでしょう。
03決済機能付きフォームで利用できる決済方法
決済機能付きフォームで利用できる決済手段は、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、各決済方法の特徴やユーザーの利用状況について解説します。
3-1.クレジットカード
オンライン決済で必ず導入すべきなのがクレジットカード決済です。
ソフトバンクペイメントサービスの調査結果によると、ECサイトで最も使用する決済手段としてはクレジットカードが群を抜いています。
先ほど解説した離脱率を考慮すると、クレジットカード決済の導入は必須といっても過言ではないでしょう。
BESTホームページの決済機能付きフォームでは、クレジットカード情報は決済代行会社が管理します。
そのため、ホームページ内でクレジットカード情報を保有する必要はなく、セキュリティ面で安心です。
BESTホームページの決済手数料は3.24%である点は、業界でも手数料が低水準で利用しやすさもあります。
3-2.代金引換
クレジットカードを持っていない方のためにも、代金引換を用意しておくのもいいでしょう。
株式会社カンムが調査した結果では、代金引換を利用する理由は、クレジットカードを持っていない、あるいは使いたくない方が大半を占めるようです。
決済機能付きフォームの代金引換は、提供側で手数料の設定を自由に行え、料金合計に含まれて表示されます。
3-3.銀行振込
銀行振込もクレジットカードを保有していない方でも購入できるオンライン決済手段の1つです。
手数料は提供側で自由に設定でき、代金引換同様に料金合計に含まれて表示可能です。
BESTホームページの決済機能付きフォームで銀行振込選択後は、メールにて振込先口座・振込金額が送付されます。
3-4.対面でのお支払い
事前注文やテイクアウトを提供する事業なら、対面でのお支払いも設定可能です。
対面のお支払いも手数料が設定できるため、自由に設定しましょう。
3-5.その他
郵便振替や後払い決済など、その他の決済方法もBESTホームページの決済機能付きフォームで設定可能です。
多彩な決済手段は、ユーザーの離脱率を抑えるので、なるべく多数の手段を用意しておきましょう。
04決済機能付きフォームはこんな方におすすめ
決済機能付きフォームは、以下のような方におすすめです。
- ✔スムーズに代金回収を行いたい方
- ✔ホームページに決済機能がない・セキュリティ対策が難しい方
- ✔金額が変動しやすい業種の方
- ✔実店舗のオンライン販売を促進させたい方
オンライン決済が導入できれば、サブスクリプションや会員制サービスの代金回収も容易になります。
特にフィットネスジムやファンクラブ、習い事のような業種に決済機能付きフォームはおすすめです。
また、ホームページに決済機能がなく、セキュリティ対策が難しい場合にも向いています。
決済機能の導入コストも抑えられるので、業種や事業者によっては理想の決済導入方法といえるでしょう。
その他にも、金額が変動しやすい業種の方にも決済機能付きフォームは活用できます。
引っ越し業や士業、旅行会社など、予約・見積もり後に料金が確定する場合にも、決済機能付きフォームが最適です。
うまく活用できれば、実店舗のオンライン接客・販売も促進できます。
例えば、SNSで商品のPRを目的としたライブ配信を行い、購入希望の方に決済機能付きフォームを利用してもらうといった流れです。
実店舗を持つ業態がオンライン販売を行うのは、新型コロナウイルス感染症拡大以降、主流になりつつあります。
そのためには、スムーズなやり取りができる決済手段が必要になるので、決済機能付きフォームは適しているでしょう。
05業種毎に紹介!決済機能付きフォームの使い方
実際に決済機能付きフォームをどのように使っているのかをイメージできれば、自社・自身に最適なのかがわかりやすいはずです。
ここでは、以下のような業種での使い方について紹介します。
- ✔塾・習い事
- ✔修理・出張サービス
- ✔オーダーメイド業
- ✔通信販売・カタログ販売
- ✔食品販売業
では、それぞれの使い方について見ていきましょう。
5-1.塾・習い事での使い方
塾や習い事は、対面での支払いが主でしたが、人を介すため回収業務が大変であるという側面もあります。
そこで決済機能付きフォームによってオンライン決済を導入できれば、受講者の支払い忘れを予防し、回収業務も容易になるでしょう。
また、受講希望者の申し込みや予約受け付けもオンライン化すれば、スケジュール管理も並行して行えるようになります。
5-2.修理・出張サービスでの使い方
注文後に価格が決定する修理・出張サービスのような業種にも、決済機能付きフォームはおすすめです。
使い方次第では、追加費用が発生した場合にも、お客様に都度請求できるので、対応しやすい点もメリットとしてあります。
5-3.オーダーメイド業での使い方
注文を受け付けてからお客様の希望通りの商品に仕上げるオーダーメイド業も決済機能付きフォームが活用できます。
オーダーメイドでは、予約注文を受けてから見積もり、商品を制作するので、注文から納品までの時間がかかってしまうのが難点です。
そこに決済機能付きフォームを導入すれば、まず注文予約を受け付け、商品が準備できた段階でお客様へ連絡と合わせてお支払い依頼が送付できます。
お支払いタイミングと商品連絡が一緒に行えるため、手間も削減できます。
5-4.通信販売・カタログ販売での使い方
通信販売・カタログ販売で決済機能付きフォームを導入すると、電話でクレジットカード情報を預かる必要がなくなります。
お客様にとっても、口頭でクレジットカード情報を伝えるのは不安です。
そこで、電話対応終了後にメールやSMSでフォームを送り、決済情報を入力してもらうことにすれば、双方にとって安心した取引が実現できます。
5-5.食品販売業での使い方
食品販売業でも決済機能付きフォームは利用できるでしょう。
オンライン上で注文を受付、決済機能付きフォームで支払いが完了してから発送準備を行えば、手続きもスムーズに行えます。
店舗に足を運べない方や遠方の方にも商品を届けられるため、販路拡大や売上促進のメリットが得られるでしょう。
06BESTホームページならネットショップ作成も可能
BESTホームページでは、決済機能付きフォームを採用しており、クレジットカード情報の管理をする必要がありません。
また、通常のホームページへの決済機能付きフォーム連携はもちろん、ネットショップの開設・運用も可能です。
その他にも、SNS連携や画像編集機能、1万種類以上のデザインテンプレートなど、多彩な機能が搭載されています。
いまなら15日間の無料体験も実施しておりますので、この機会にぜひBESTホームページをお試しください。
07まとめ
今回は、オンライン決済の種類や、ホームページへ決済機能を導入するメリットについて解説しました。
オンライン決済はユーザーの利便性を高める、離脱率を防ぐために有効な手段ですが、種類によってはセキュリティリスクや導入コストが伴います。
そのため、自社の目的や予算に合わせて最適な決済機能を導入すべきです。
本記事を参考にして、ぜひ適切な決済機能をホームページに導入してみてください。
― この記事を書いた人 ―