Withコロナ時代に求める人材を採用するには?

Withコロナ時代に求める人材を採用するには?

公開日:2020/11/13
 最終更新日:2021/1/21

新型コロナウイルス感染拡大により、求人市場は大きく変わりました。空前の売り手市場から買い手市場に徐々にシフトしつつあります。これまで採用難に陥っていた中小企業にとっては好機と言えるでしょう。

このような状況の中、求める人材を採用するために行うべき対策をご紹介します。

なお、ホームページ作成をご検討なら、BESTホームページをご検討ください。


01コロナ禍で求人市場はどう変わった?

2020年1月以降、求人数は一転して減少傾向にあります。一方で、求職者の数は増え、2019年では1.5倍を超えていた有効求人倍率は2020年8月時点で1.04倍まで下がりました。

求人数、求職者数および求人倍率の推移

求人数、求職者数および求人倍率の推移

出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和2年8月分)について」

買い手市場になりつつある中、実際に求人応募数も増加しています。当社が提供するCMS「BESTホームページ」で作成されたホームページからの応募数は、2020年5月以降大きく上昇し、8月の応募数は対前年同月比+324%にも及びました。

当社提供のCMS「BESTホームページ」経由の求人応募数の推移

当社提供のCMS「BESTホームページ」経由の求人応募数の推移

出典:当社調べ

ホームページで求人募集を行っている企業様に話を伺うと、

  • 以前は募集しても全く応募がなかったドライバーも最近は応募が来るようになった
  • 今までは売り手市場で人材を選べる余地がなかったが、応募者が増え、より条件に合う人を選べるようになった
  • 1人あたりの採用コストが下がった

などの声が聞かれます。

まさに良い人材に出会える絶好の機会です。アフターコロナを見据え、自社を成長させるための人材採用を今こそ強化すべき時ではないでしょうか?


02求める人材を採用するには?ホームページで求職者の求める情報を発信しよう

ホームページをはじめ自社の運営するメディアで求職者に直接メッセージを発信し、人材獲得を目指す「オウンドメディアリクルーティング」が新時代の採用手法として注目されています。企業理念や社風、求める人材像など一貫したメッセージを発信することで、共感する人材を集め、ミスマッチのない採用が可能になります。

実際、求職者の約8割が求人企業のホームページを閲覧し、そのうち6割以上が応募意欲が高まったというデータがあります。(リクルートジョブズ調べ)採用活動を行う上で、今や自社ホームページでの情報発信は必要不可欠です。

採用情報ページでよく見られる募集要項は、職種・勤務地・勤務時間・給与・福利厚生などが羅列してあるだけですが、これでは足りません。
求職者にアピールするには、具体的な仕事内容や社員インタビューなど、実際に働く姿をイメージできる情報を発信することが大切です。

■具体的な仕事内容

  1. その仕事が事業全体においてどのような役割を担っているか
  2. その仕事はどのような成果が求められているか(ex:営業の場合…新規顧客の獲得と定められた目標の達成)
  3. 基本的な業務の流れ
  4. 1日の仕事の流れ
  5. その仕事の魅力
  6. どのような人が向いているか

業界未経験者や社会人経験のない学生にとっては、その仕事が自分に合うか、実際にやっていけるか等の判断材料が必要です。単に業務内容を伝えるだけではなく、この仕事にどんな魅力があるのか、この仕事に向いているのはどんな人物なのかを明示しましょう。

■社員インタビュー

  1. 学生時代はどんな過ごし方をしていたか
  2. 会社を知ったきっかけ、入社を決めた理由
  3. 現在の仕事内容、やりがい
  4. 職場の雰囲気や、社員同士の関係性(具体的なエピソードも交えて)
  5. 今後の夢や目標
  6. プライベート・休日の過ごし方
  7. 求職者の方へのメッセージ

求職者に訴求したい内容を、社員の生の言葉で説明・紹介することで、「こんな人と働きたい!」「自分もこんな風に成長したい!」と興味を抱いてもらうことができるでしょう。最近は、プライベートとの両立ができるかを気にする人も少なくありません。プライベートや休日の過ごし方も含めると、仕事と両立ができる職場であることをPRすることができ、他社との差別化につながります。

また、企業文化や社風も、長く働く上では重要な要素となります。働く人の多様性や関係性、社内行事を紹介するなどして言語化し、画像や動画と合わせて掲載すると良いでしょう。


03採用動画で訴求力アップ

短時間で自社の魅力を伝え、良さを理解してもらうのに動画は最適なツールです。人柄や情熱など文章では伝わりづらい情報を“見える化”できる利点もあります。

他社と差別化するため、求職者向けの採用動画を作成する企業もここ最近増えてきました。
2020年6月に就活生に行ったアンケートでは、約7割が「企業説明会」や「企業サイト」で採用動画を視聴し、そのうち84%が志望度が上がったと回答しています。(レバレジーズ、プルークス調べ)
新型コロナウイルスの影響で就職活動がオンライン化する中、企業の様子をリアルに伝えられる採用動画は、企業選びの重要な判断材料の1つになっています。

採用動画の活用方法は様々ありますが、まず考えられるのが自社ホームページへの掲載です。トップページのメインビジュアルに用いればインパクトは絶大です!テキストや画像とともにコンテンツに加えても良いでしょう。
会社の理念や求職者に向けたメッセージを経営者自身が語ったり、実際に社員が働いている様子を撮影したりすることで、経営者・社員の人柄や社内の雰囲気、具体的な仕事内容がより伝わり、訴求力を格段に高められます。

その他にも、TwitterやFacebookなどのSNSに投稿し拡散を狙う、動画広告を配信してサイトへの集客や購買につなげる、会社説明会や展示会などで流す、といった使い方もあります。

採用動画で肝となるのは、冒頭のインパクトと人を惹きつけるストーリーです。会社のイメージを醸成する重要なツールだからこそ、プロの動画制作会社に依頼することがお勧めです。


04時流に合った求人メディアを活用しよう

せっかく自社ホームページで充実した情報を発信しても、求職者に見てもらえなければ意味がありません。そのために活用すべきなのが、今求職者に最も使われている求人特化型の検索エンジン「Indeed(インディード)」です。

大手求人サイトと比較しても訪問数の多さは歴然です。

順位 求人媒体 月間訪問数
1位 Indeed 3309万人
2位 タウンワーク 1411万人
3位 doda 950万人
4位 マイナビ転職 834万人
5位 リクナビNEXT 788万人

出典:当社調べ(SimilarWebの2020年9月の合計訪問数を元にランキング)

Indeedは、インターネット上に公開されているあらゆる求人情報を自動で収集して検索結果に反映させているため、求人掲載数が圧倒的に多いのが特徴です。
(Indeed308万件、タウンワーク58万件、当社調べ、2020年10月現在)
Indeedを使えば、ほぼ全ての求人情報の中から条件に合う求人を探せるため、多くの求職者に支持されています。

求職者が多く集まるIndeedは、企業側にとっても大きな利用価値があります。近年、Indeedを採用活動に取り入れる企業が増えてきましたが、最大のメリットは無料で掲載できる点です。さらにIndeed独自の仕組みによって、次のような効果が期待できます。

■ 多くの求職者にリーチできる

ユーザー数の多さもさることながら、採用関連キーワードの検索に強く、Googleで職種+地域で検索するとIndeedのページが高確率で上位に表示されます。強力な集客力で検索エンジンからの流入も見込めるため、多くの求職者との接触機会が望めます。

■ 条件に合う求職者からの応募が見込める

ユーザーの「検索キーワード」「閲覧履歴」等から、そのユーザーに最適な求人情報を優先的に表示する仕組みを持っています。自社の条件に合う求職者に求人情報を届けることができ、高いマッチング精度を期待できます。

■コストを抑えられる

Indeedは掲載するだけなら無料。より表示回数を増やして見てもらいやすくする有料掲載も、クリックされた時だけ費用が発生するクリック課金型なので、無駄な費用をかけずに済みます。

自社の求める人材に効率的にアプローチできるIndeedは、採用予算が限られる中小企業にこそお勧めです。
また、Indeedへの掲載方法について以下記事にてご紹介しております。


05応募率を高める求人情報の書き方

Indeedにただ掲載すれば効果が出るわけではありません。より多くの人に求人情報を見てもらい、応募してもらうためには、書き方の工夫が必要です。ここではそのヒントをお伝えします。

自社の希望に合う人材からの応募を求めるのであれば、まずは、具体的に採用したい人物像=ペルソナを明確にすることから始めましょう。広告などと同じように、老若男女問わず幅広い人に向けたメッセージよりもターゲットを絞った方が、見た人により響く内容に仕上げることができるのです。

1.理想的な従業員を具体的に思い描き、その人物像を文章化する

学歴、住んでいる場所、年代、資格、 経験、家族構成、価値観、性格、ライフスタイルなど具体化すればするほど最適な求人情報を作成できます。

■ ペルソナ例

・27歳、男性、未婚。会社から電車で30分のアパートで独り暮らし。
・実務経験3年。より好条件・成長できる環境を求めて転職活動中。
・ストレス耐性が高く、希望年収は400万円。
・常に現場に赴き、とにかく走り回っている。
・身体を鍛えるのが趣味で、週3でジムに通う。

2.その人物へアピールすることを意識して求人情報を作成する

ペルソナとして設定した人物は何を重視するのか、どんなことをアピールすれば関心を持ってもらえるかを考えながら自社のアピール文を作りましょう。

■ 求人情報に含める文章例

20代が多く活躍する活気のある職場です。業界経験者歓迎!先輩社員がしっかりサポートしながら、若手にもどんどん仕事を任せてもらえます。協力会社さんなど多くの方々と関わる仕事なので大変なこともありますが、達成へと向かう中で連帯感ややりがいを感じられます。自分でスケジュールを調整できるため、プライベートも充実できます。

また、Indeedの検索結果に表示されるためには、求職者の検索キーワードと求人情報の内容がどのくらいマッチしているかが鍵です。Indeedで検索キーワードを入力した際に自動で表示される候補キーワードなどを参考に、ターゲットとなる求職者が検索しそうな語句を含めましょう。

検索されやすい項目 具体的なキーワード例
職種名 事務、経理、営業、介護士、保育士、歯科衛生士、施工管理、CADオペレーター
業種・業態 会計事務所、広告代理店、カフェ、デイサービス、建築設計事務所
仕事内容 データ入力、接客、ルート営業、内装施工、配送、仕分け、機械設計
雇用形態 アルバイト、正社員、業務委託、正社員登用あり
勤務地・アクセス 渋谷区、表参道、半蔵門線、自転車通勤、マイカー通勤、転勤なし
経験 未経験OK、未経験者歓迎、経験者
勤務時間・日数 夜勤、週2日、時短、残業なし
資格 フォークリフト、簿記2級、介護福祉士、大型自動車免許
休日・休暇 完全週休2日制、土日休み、年間休日120日以上、産休・育休あり
給与 高収入、インセンティブ、月給20万円以上、年収600万円以上
福利厚生・待遇 制服貸与、交通費支給、昇給、賞与、住宅手当、退職金

自社ホームページで求職者に向けて魅力ある情報を発信し、Indeedのような時流に合った求人メディアを活用して求人情報を拡散する。これが、これからの時代の採用手法としてスタンダードになっていくでしょう。

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これまでにBESTホームページを通じて当社のお客様が獲得した応募者は3200名以上です。(2020年10月末時点の実績)
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― この記事を書いた人 ―

BESTホームページ運営事務局

BESTホームページ運営事務局

3万サイト・30万ページの提供実績を持つホームページ制作会社が運営。成果の出るホームページ作成・運用ノウハウを初心者の方にも分かりやすくお伝えします!

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