【最新版】レンタルサーバー10社を比較!種類や選び方も解説
公開日:2022/6/30
最終更新日:2022/6/30
ホームページを公開するのに必ず準備しなければならない「サーバー」。
多くの場合、専門の会社からレンタルサーバーを契約することになります。
本記事ではサーバー選びが初めて、どのようなサーバー会社を選べばいいかわからないといった方向けに、
- ✔サーバー種類の特徴と比較
- ✔おすすめレンタルサーバー会社のご紹介と比較
- ✔レンタルサーバーの選び方とポイント
について解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、BESTホームページをご検討ください。
01レンタルサーバーとはどういうものか
レンタルサーバーとは、インターネット上にホームページやブログを公開するために必要なサーバーをレンタルするサービスを指します。
自身でサーバーを用意する場合、ハイスペックなPCや保守管理、厳重なセキュリティ対策が必要になり、負担が大きいです。
そこで、サーバーをレンタルできる会社に利用料を支払い、面倒な作業を代わりに行ってもらいます。
サーバーは現実世界でいう土地のようなものです。WebサイトやECサイトといった建物を設置するための土台となります。
そのため、インターネット上で何かを行う場合は、必ず自社あるいはレンタルでサーバーを用意しなくてはいけません。
02レンタルサーバーのメリット・デメリット【種類別に比較】
レンタルサーバーを利用するメリット・デメリットについても理解しておきましょう。
今回は、レンタルできるサーバーの種類ごとにメリット・デメリットをご紹介します。
2-1.共用サーバー
1つのサーバーを複数のユーザーと共有して使うのが共用サーバーです。
他のサーバーに比べると安価で利用でき、専用ツールによって初心者でも使いやすく配慮されている点がメリットです。
一方、複数のユーザーが使うからこそ他のドメインの影響を受けます。
例えば、あるユーザーが負荷の大きいWebサイトを使っている場合、自社サイトの表示速度が遅くなる、などです。
2-2.専用サーバー
1人のユーザーに1台のサーバーを占有してレンタルできるのが専用サーバーです。
共用サーバーとは違い、他ユーザーがいることによる表示・通信速度の低下はなく、安定した運用ができます。
そのため、ビジネスで使うような高機能なWebサイトやサービスの作成が可能です。
制限がないからこそ自由度も高く、使える機能が豊富な点も専用サーバーのメリットでしょう。
安定性や自由度が高い分、共用サーバーよりも費用がかかるのはデメリットです。
また、対応には専門知識も必要となるため、ITリテラシーの高い方がいないと運用は難しいでしょう。
2-3.VPS
1つのサーバーを複数のユーザーで共有するものの、仮想空間上で専用のサーバーが割り当てられるのがVPSです。
比較的安価な点に加え、管理者権限機能が付与されるため、専用サーバーのような機能性の高さがあります。
ただし、専用サーバーよりも回線の安定はせず、機能性を活かすための専門知識が必要です。
2-4.クラウドサーバー
1つの物理サーバー上に、複数の仮想サーバーを設置しているのがクラウドサーバーの特徴です。
仮想空間という意味ではVPSと同じですが、その上でさらに共用サーバーを建てている点では異なります。
クラウドサーバーはCPUやメモリの変更が容易にでき、カスタマイズの自由度が高い点がメリットです。
一方、物理サーバーを仮想化するソフトのコストが含まれるため、共用サーバーよりは費用が高くなります。
また、仮想サーバーの構築・運用も自身でしなくてはいけない点もデメリットです。
03レンタルサーバーおすすめ比較!
3-1.ConoHa WING(コノハウィング)
ConoHa WINGはGMOインターネット株式会社が提供しているレンタルサーバーです。
処理速度は国内では最速レベルの平均1,128ミリ秒となっており、ストレスの少ないサーバー環境の構築ができます。
WordPress設置も簡単にできるため、初心者の方でも利用しやすく、今すぐサイト・ブログ運営を始めたい方にも最適です。
初期費用は無料なので、月額費用のみ発生する点もコストパフォーマンスの良さが光ります。
- ✔高速サーバーでサイト・ブログを立ち上げたい
- ✔画像や動画を多く掲載する予定がある
- ✔とりあえず安定したサーバーをレンタルしたい
以上の方にはConoHa WINGがおすすめです。
料金プラン | 初期費用:無料 WINGパックベーシック:1,320円/月 WINGパックスタンダード:2,640円/月 WINGパックプレミアム:5,280円/月 |
参考プラン | WINGパックベーシック |
ディスク容量 | 300GB |
上限転送量 | 27TB/月(900GB/日) |
平均表示速度 | 1,128ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | あり |
サポート | チャット・電話・メール |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 3ヶ月 |
無料体験 | なし |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 不可 |
3-2.エックスサーバー
エックスサーバー株式会社が提供するエックスサーバーは、運用サイト件数190万件以上の国内トップシェア率を誇るレンタルサーバーです。
平均表示速度もさることながら、定期的なキャンペーンを開始しており、初期費用や利用料が安くなる点も嬉しいポイントです。
また、1ヶ月よりも12ヶ月や24ヶ月と長期間の契約を申し込むと料金が安くなり、スタンダードでは月額990円まで抑えられます。
WordPressの簡単インストール機能で、知識がなくてもサイト・ブログを簡単に始められるサポートの充実さも魅力でしょう。
以前まではx10プランなどの表記でしたが、現在ではスタンダード・プレミアム・ビジネスの3つから選ぶことになります。
- ✔信頼できるレンタルサーバーを借りたい
- ✔キャンペーンや割引サービスでお得に始めたい
- ✔一定の水準があればどのレンタルサーバーでもいい
以上の方はエックスサーバーがおすすめです。
料金プラン | 初期費用:3,300円 スタンダード:990円〜1,320円/月 プレミアム:1,980円〜2,640円/月 ビジネス:3,960円〜5,280円/月 |
参考プラン | スタンダード |
ディスク容量 | 200GB |
上限転送量 | 無制限 |
平均表示速度 | 1,255ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | なし(キャンペーン中はあり) |
サポート | 電話・メール・設定代行 |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
無料体験 | あり(10日間) |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 不可 |
3-3.リトルサーバー
株式会社リトルネットワークが提供しているリトルサーバーは、国内で群を抜いた安い価格帯でのサーバーレンタルを実現しています。
ミニプランでは月額165円、年間で1,980円しかかからないため、一般的なサーバーの約1ヶ月分の費用で利用が可能です。
また、どのプランを選んでも500円ほどで収まってしまうため、自身に合ったプランを選べる経済的な安心感があります。
平均表示速度も1,270ミリ秒と他のレンタルサーバーに引けをとらず、自動バックアップや無料SSLなど、最低限の機能は搭載されています。
セキュリティ機能がなく、無料ドメインの取得ができない点、サポートがメールのみな点は気になる部分です。
利用するにはある程度の知識が必要なものの、コストを抑えるにはリトルサーバーほどの価格帯は見当たらないでしょう。
- ✔とにかく格安でサーバーをレンタルしたい
- ✔サーバー保守管理の知識がある
- ✔画像・動画はそこまで掲載しない
以上の方はリトルサーバーを検討してみましょう。
料金プラン | 初期費用:1,018円 ミニプラン:165円〜198円/月 ワードプラン:214円〜259円/月 リトルプラン:275円〜308円/月 ビッグプラン:473円〜517円 |
参考プラン | リトルプラン |
ディスク容量 | 60GB |
上限転送量 | 90GB/日 |
平均表示速度 | 1,270ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | なし |
サポート | メール |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 6ヶ月 |
無料体験 | あり(20日間) |
セキュリティ対策 | なし |
アダルサイトでの使用可否 | 可(テキストのみ画像不可) |
3-4.シン・レンタルサーバー
シン・レンタルサーバーは、エックスサーバー株式会社が提供するレンタルサーバーです。
WordPressの処理を最適化する「KUSANAGI」を導入し、さらに「オールNVMe」を採用し、高速サーバー環境を実現しています。
また、ユーザーにとって嬉しい自動バックアップや無料SSL、マルチドメインやサブドメイン無制限と魅力が多彩です。
初心者の方でも設定代行サービスを利用すれば、サーバー移転から各種設定までをエックスサーバー側が代わりに対応してくれます。
非常に充実した機能にも関わらず、料金はリーズナブルな点は驚きです。
- ✔高品質なサーバーをコストパフォーマンスよくレンタルしたい
- ✔WordPressを使ってブログ・サイトを制作・運用する予定
- ✔セキュリティがしっかりしているサーバーをレンタルしたい
以上の方はシン・レンタルサーバーの利用を検討してみてはいかがでしょうか。
料金プラン | 初期費用:無料 ベーシック:770円〜990円/月 スタンダード:1,540円〜1,980円/月 プレミアム:3,080円〜3,960円/月 ビジネス:6,160円〜7,920円/月 |
参考プラン | ベーシック |
ディスク容量 | 300GB |
上限転送量 | 900GB/日 |
平均表示速度 | - |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | あり |
サポート | 電話・メール・設定代行 |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 3ヶ月 |
無料体験 | あり(10日間) |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 不可 |
3-5.ColorfulBox
株式会社カラフルラボが2018年から提供しているレンタルサーバーがColorfulBoxです。
アダルトサイト対応プランを含めると、料金プランが8種類あるので、自身のブログ・サイトに合わせて適切な料金設定ができます。
また、長期契約で料金がお得になり、人気プランのBOX2の36ヶ月契約では726円で利用可能です。
月額料金が決して安くはないからこそ、できるだけお得に利用できる方法を選びたいところです。
平均表示速度や多彩なサービス機能が充実しており、初心者や知識のない方でも十分サイト・ブログの運用ができます。
- ✔サービスが充実しているレンタルサーバーを選びたい
- ✔自身に適切なスペックのサーバーを選びたい
- ✔1年以上の長期契約でサーバーをレンタルする予定
以上の方はColorfulBoxを候補に入れておきましょう。
料金プラン | 初期費用:2,000円(1ヶ月契約)・無料(3ヶ月以上契約) BOX1:528円〜792円/月 BOX2:726円〜1,452/月 BOX3:1,221円〜2,442円/月 BOX4:1,633円〜3,278円/月 BOX5:2,458円〜4,928円/月 BOX6:4,108円〜8,228円/月 |
参考プラン | BOX2 |
ディスク容量 | 300GB |
上限転送量 | 3TB/月(100GB/日) |
平均表示速度 | 1261ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | なし |
サポート | チャット・電話・メール |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
無料体験 | あり(30日間) |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 可能 |
3-6.お名前.comレンタルサーバー
お名前.comレンタルサーバーはGMOインターネット株式会社が提供しているレンタルサーバーです。
サーバーの処理速度や料金のバランスが良く、コストパフォーマンスを考えてサーバーをレンタルしたい方の強い味方になります。
また、6〜36ヶ月のまとめ払いなら最大2ヶ月無料になるため、よりお得に利用したい方にも魅力的なプラン展開でしょう。
プランが1つしかないので利用に関してユーザーにとってはわかりやすいですが、人によっては自身に最適な差別化されたプランを選びたいと感じるかもしれません。
それでも自動SSL化やサポートの手厚さなどを加味すると、十分なサービス内容です。
- ✔バランスの取れたレンタルサーバーを利用したい
- ✔まとめ払いでお得にサーバーを利用したい方
- ✔拡張予定がなく1つのプランを使い続けることが可能な方
以上の方はお名前.comレンタルサーバーを検討してみましょう。
料金プラン | 初期費用:無料 1ヶ月払い:1,430円/月 6ヶ月払い:1,188円/月 12ヶ月払い:1,078円/月 24ヶ月払い:990円/月 36ヶ月払い:990円/月 |
参考プラン | - |
ディスク容量 | 250GB |
上限転送量 | 18TB/月(600GB/日) |
平均表示速度 | 1,269ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | あり |
サポート | チャット・電話・メール |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 3ヶ月 |
無料体験 | なし |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 不可 |
3-7.mixhost
アズポケット株式会社が提供しているレンタルサーバーがmixhostです。
表示速度・サービスのラインナップは平均的なものの、料金プランの割引サービスに魅力が多くあります。
まず、全プランは初期費用が無料です。
なおかつ、スタンダードプランの36ヶ月契約なら1ヶ月990円で利用ができるので、コストパフォーマンスは良いでしょう。
さらに、プレミアムプランは初回金額が半額になるキャンペーンも実施しています。
12ヶ月以上の契約をすれば、対象ドメインが永久無料なので、企業サイトや採用サイトなどを制作予定の方には最適です。
もし、mixhostに満足できなかった場合も、ご契約後30日以内であれば返金対応をしてくれます。
- ✔レンタルサーバーが合っているか気軽に確かめたい
- ✔企業用のサイト・ブログの制作を検討している
- ✔長期契約を前提にお得なレンタルサーバーを探している
以上の方はmixhostを候補に入れておきましょう。
料金プラン | 初期費用:無料 スタンダード:990〜1,650円/月 プレミアム:1,980円〜3,300円/月 ビジネス:3,960円〜6,600円/月 |
参考プラン | スタンダード |
ディスク容量 | 300GB |
上限転送量 | 無制限 |
平均表示速度 | 1,406ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | なし |
サポート | メール |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 3ヶ月 |
無料体験 | なし |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 可能 |
3-8.ロリポップ
GMOペパボ株式会社が運営するレンタルサーバーがロリポップです。
まず、基本であるスタンダードプランでも月額440円という価格帯で、WordPressも簡単にインストールできます。
エコノミープランは専用メールアドレスの利用のみなので、ブログ・サイトを検討するならライトプランからになるでしょう。
ハイスピードプランではLiteSpeedを採用しているため、表示速度のストレスが気になる方におすすめです。
無料ドメインが契約期間中永続無料になるため、料金面に関するお得感はトップレベルといえます。
- ✔料金が安いレンタルサーバーを探している
- ✔ドメイン無料やサービス機能が充実している方が良い
- ✔コストパフォーマンスの良いサーバーをレンタルしたい
以上の方はロリポップを検討してみてください。
料金プラン | 初期費用:1,650円 エコノミー:99円〜/月 ライト:220円〜/月 スタンダード:440円〜/月 ハイスピード:550円〜/月 エンタープライズ:2,200円〜/月 |
参考プラン | スタンダード |
ディスク容量 | 300GB |
上限転送量 | 27TB/月(900GB/日) |
平均表示速度 | 2,076ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | あり |
サポート | チャット・電話・メール |
マルチドメイン数 | 200 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
無料体験 | あり(10日間) |
セキュリティ対策 | あり |
アダルサイトでの使用可否 | 不可 |
3-9.エクストリムレンタルサーバー
エクストリムレンタルサーバーは株式会社ハイパーボックスが運営するレンタルサーバーです。
低価格でのレンタルサーバー利用を実現しているため、必要最低限のスペックに留まっています。
平均表示速度も混雑する時間帯では2,000ミリ秒を超えてしまうものの、リーズナブルさがあるので、どの点を妥協するかが分かれ目になりそうです。
また、セキュリティ対策がされておらず、外部のドメイン取得サービスを利用してドメインを取得しなければいけないという点も注意が必要です。
サーバー運用・保守の知識を持っているなら、安くレンタルできる候補の1つとして覚えておくといいでしょう。
- ✔できるだけ安くサーバーをレンタルしたい
- ✔サーバー運用・保守の知識を持っている
- ✔混雑する時間帯の作業を避けられる
以上の方はエクストリムレンタルサーバーを検討してみてください。
料金プラン | 初期費用:1,100円 ライト:104円〜242円/月 ベーシック:209円〜330円/月 ビッグ:262円〜440円/月 |
参考プラン | ベーシック |
ディスク容量 | 10GB |
上限転送量 | - |
平均表示速度 | 1,700ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | なし |
サポート | メール |
マルチドメイン数 | 50 |
自動バックアップ機能 | あり |
最低契約期間 | 1ヶ月 |
無料体験 | あり(14日間) |
セキュリティ対策 | なし |
アダルサイトでの使用可否 | 不可 |
3-10.スターサーバー
スターサーバーはネットオウル株式会社が提供しているレンタルサーバーです。
利用者に合わせて5つのプランを用意しており、どれもリーズナブルな価格帯で提供されています。
エコノミープランではWordPressの実装が難しいので、実質ライトプラン以上からの利用が現実的でしょう。
表示速度も決して遅くはなく、ハイスピードプランならWordPressの高速動作にも期待できます。
- ✔安さ重視でレンタルサーバーを選びたい
- ✔自分に合ったプランを選びたい
- ✔レンタルサーバーの運用経験がある
以上の方はスターサーバーの利用を考えてみてはいかがでしょうか。
料金プラン | 初期費用:1,650円・5,500円(エンタープライズのみ) エコノミー:138円/月 ライト:220円〜330円/月 スタンダード:440円〜660円/月 ハイスピード:550円〜1,100円/月 エンタープライズ:2,090円〜2,530円/月 |
参考プラン | スタンダード |
ディスク容量 | 100GB |
上限転送量 | 11TB/月(367GB/日) |
平均表示速度 | 1,347ミリ秒 |
SSL化の有無 | あり |
無料ドメイン | なし |
サポート | メール |
マルチドメイン数 | 無制限 |
自動バックアップ機能 | なし |
最低契約期間 | 3ヶ月 |
無料体験 | あり(14日間) |
セキュリティ対策 | なし |
アダルサイトでの使用可否 | 可能 |
04レンタルサーバーの選び方と比較ポイント
4-1.費用
レンタルサーバーを利用する際は、作るサイト・ブログの種類や目的を明確にすると、費用が算出しやすくなります。
例えば、個人ブログであれば、さほど機能は必要としないので、共用サーバーかつ格安料金のレンタルサーバーで良いでしょう。
大体月額500円〜800円ほどのサーバーで十分対応可能です。
もし、商品・サービスを販売するECサイトやオウンドメディアの運用なら、ある程度のスペックが必要になります。
WordPressの実装を考えているなら、サイトが重くならないよう性能の良いレンタルサーバーを選んでください。
プランでいうと、スタンダード以上を選ぶ必要があるため、費用もそれだけ高くなると考えましょう。
月額に表すと、大体800〜1,200円くらいのサーバーやプランが最適です。
さらに、企業サイトや大規模なサイトの運営を考えているなら、ビジネス・エンタープライズプランを選択することになります。
そうなると、月額2,000円以上はかかるものと予測しておきましょう。
また、プラン変更が可能かどうかも重要なポイントです。
日々の運用・更新によって、アクセス数が増えてきたときに、グレードの高いプランへ変更ができると安心です。
プラン変更が不可なサーバーだと、アクセスに耐えうる別サーバーへ移転する手間が発生するため、成長予測もおおよそ検討して選びましょう。
上記に加えて、Webサイトやホームページは維持費というものがかかります。
詳しくは以下の記事で解説しているので、気になる方は併せて読んでみてください。
4-2.表示速度や容量などの性能
レンタルサーバーを選ぶ中でも、表示速度は特にチェックすべきポイントです。
サイトの表示が遅いと、ユーザーが訪れた際に情報が見られないストレスから離脱してしまう可能性があります。
特にネット全体でアクセスが集中する8〜10時・12時・21時の時間帯に安定した速度を保ってくれるサーバーだと安心です。
表示速度については、サーバーのCPU・メモリといった性能面だけでは把握しきれない部分があります。
共用サーバーの場合は、ひとつのサーバーに複数のユーザーで共有利用しているため、見えにくい部分でしょう。
性能が高いサーバーを利用するに越したことはありませんが、どのサーバーでも表示速度が遅くなることはありえると考えてください。
また、ディスク容量や転送量の上限も確認するポイントです。
ディスク容量は、サーバーに保存できるファイル容量を指し、転送量は通信量を指します。
サイト内で画像や動画を多く使用するなら、ディスク容量や転送量の上限が50GB/日以上のサーバーを選ぶと問題ないでしょう。
4-3.バックアップやマルチドメインなどの機能
バックアップ機能は、トラブル時に消えてしまったデータの復元をしてくれるため、サーバーに搭載されていると安心です。
特に自動バックアップ機能だと、わざわざ定期的にバックアップ作業をする必要がなく手間になりません。
中にはデータの復元は別料金になるレンタルサーバーもありますが、バックアップ・復元が無料のところが最適です。
よほどのことがない限り、レンタルサーバーが提供しているバックアップデータが消失することはありません。
しかし、企業が運営するサイトの場合、大規模なデータを扱っていることもあり、レンタルサーバーのみだと不安になるでしょう。
もし心配なら、WordPressのようにPC内にデータをバックアップしてくれるプラグインを使って二重に保管しておきましょう。
マルチドメインについては、複数のサイトを立ち上げる予定がある方は、必須の確認項目です。
最近では、マルチドメイン数が無制限のレンタルサーバーも多いので、あまり気にする必要はないかもしれません。
ただし、中には数が制限されているレンタルサーバーもあるので、特に安いプランを利用する場合は注意してください。
それ以外にも、アダルトサイトの運営を考えている場合は、サーバーによって利用可否がありますので、必ずチェックしましょう。
4-4.SSL化できるかどうか
現代のWebサイトでは、必ずといっていいほどSSL化がされています。
SSL化はデータ送受信を暗号化して、第三者に改ざんされないようにする仕組みです。
SEOでの評価要素の1つでもあり、個人・企業関係なく、サイト運営するなら必ずしておくべき項目といえます。
レンタルサーバーによって簡単にSSL化をしてくれる場合が多く、今回ご紹介した10社も全て可能なので安心してください。
もし、手動でSSL化をする場合は、SSL証明を取得し、サーバーにアップロードしなくてはいけません。
サーバー運用の知識がない方にとっては、非常に手間で効率が悪いので、自動でSSL化できるレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
4-5.サポート体制
レンタルサーバーによってサポート体制が異なりますが、おおよそ以下の中から選べます。
- ✔電話
- ✔メール
- ✔チャット
- ✔設定代行
初めてサイトを運営するなら、電話やチャットでサポートしてくれるレンタルサーバーがいいでしょう。
メールは24時間いつでも送れるものの、返答に時間がかかるだけでなく、もし理解できなかった場合にやりとりに時間がかかってしまい効率が悪いです。
一方、電話やチャットであればリアルタイムでサポートしてもらえるので、初心者の方にとっては安心でしょう。
簡単なトラブルや設定なら、チャットボットの自動回答で解決できることもあるので、より迅速な対応ができます。
また、人気のレンタルサーバーであれば、インターネットで検索すれば解決できる可能性もあるので、一度調べてみるのもいいかもしれません。
もし、それでも不安な方や、多忙のために作業時間が取れない企業の方は、設定代行を検討するのも方法の1つです。
設定代行は、レンタルサーバーの運営会社が代わりにサーバーに関する設定を行ってくれます。
サーバーの引越しや他社ドメインの設定など、手間になる作業を設定代行に依頼することで、他業務の時間を確保できるでしょう。
料金の安いレンタルサーバーは、サポート体制が整っていない可能性も高いので、その点も考慮した上で適切なサーバーを選んでください。
4-6.ドメイン取得の無料
サーバーが土地、Webサイトが家なら、ドメインは住所の役割です。
Webサイトをインターネット上で見られるようにするには、必ずドメインを取得しておかなくてはいけません。
「.com」や「.inc」などの独自ドメインを使えば、より企業サイトとしての存在をアピールできるでしょう。
この独自ドメインは、レンタルサーバーによっては、無料で取得できる場合があります。
本来であれば、年間取得費用は初年度が10円〜1,000円、2年目以降が1,200〜3,000円程度かかります。
その点、契約でドメイン取得が無料になるレンタルサーバーは、
- ✔契約期間中は永続無料
- ✔契約初年度無料
の2種に分かれ、どちらもコストを抑えられる点でメリットです。
よりコストパフォーマンスが良いのは契約期間中の永続無料なので、Webサイトの維持費を抑えるなら、無料の条件も確認しておきましょう。
05プロにホームページ制作を依頼するならBESTホームページ
これからホームページ制作を検討している企業もいるかもしれません。
もし、運用・更新のしやすいホームページを考えているなら、弊社が提供する「BESTホームページ」がおすすめです。
BESTホームページは、WordPressと同様にCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるシステムです。
より直感的かつ簡単な操作で運用・更新ができる点にこだわっているため、Webサイトの運用が初めてでも安心して使うことができます。
自社でWebサイト制作をするのはもちろん、弊社でプロが制作代行をすることも可能です。
また、料金にはサーバーやシステムの保守管理費用も含めておりますので、大変お得なサービス体系になっています。
どのようなホームページになるのか気になる方のために、公式サイトにて15日間の無料体験を実施しております。
BESTホームページの全機能をお使いになれますので、この機会にぜひ自社に合っているのかも含めてご利用を検討ください。
06まとめ
今回はおすすめのレンタルサーバー10社を比較し、サーバーの種類や選び方について解説しました。
サーバーはWebサイトを表示させるために必要ですが、運用・保守が大変なので、レンタルするのが最適です。
ぜひ、今回ご紹介したレンタルサーバーの中から、自社に合ったものを見つけてみてください。
― この記事を書いた人 ―