① | キャッチコピー |
目的に沿った製造業を探しているユーザーに向けたキャッチコピーを発信し、ターゲットとしているユーザーに呼びかける役割を果たします。 | |
② | コンセプト・方針 |
コンセプトや事業内容を伝えることは、もちろんですが他社と差別化するために自社の「売り」の部分をアピールする必要があります。
(※キャッチコピーで印象深い一言を置き、コンセプト・方針などは下層ページで説明するため、トップに置かないケースもあります) |
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③ | 事業別リンク(下層ページメニュー) |
複数の事業を展開し、ターゲット層のバリエーションが多くなることを考慮する場合、トップページから目的別に見たいページへすぐに飛べるよう各ページへのリンクを設置した方がより使いやすいホームページとなります。
(※画像リンクなどで事業内容と似た画像をクリックさせるのも視覚的に分かりやすくなります) |
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④ | 製品画像 |
自社製品のアピールと共に、品質などを視覚的に伝えることできます。
どのような製品を取り扱っているのかということも一目で分かるようになります。 |
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⑤ | お知らせ |
電話番号やお見積り・お問合せフォームへのリンクバナーなど連絡に最低限必要な情報はトップページにも載せることが多いです。
(※全ページ共通となるヘッダーやフッターに置くケースも多いです) |
製造業のホームページ作成に必要なページは?

公開日:2021/3/19
最終更新日:2021/3/19
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ホームページ作成大学運営
最近では、企業が新しい取引先を探すのにインターネットを利用することも珍しくありません。
製造を依頼しようと、インターネットで情報を調べた際、その会社の事業内容や目的の製品情報がホームページに記載されているのといないのとでは印象や信頼にも大きく関わります。
取り扱う商材や自社の事業内容、製造過程、依頼までの流れなど、依頼する側が先に知っておきたいと思う情報をホームページに掲載していることが選ばれるうえで重要です。
しかし、実際ホームページを作成するにあたり、どのようなページを作ればいいのか分からないという方が多いのではないでしょうか?
そこで、今回は業種別ホームページ運用法の第三弾として、製造業のホームページに必要なページと、そのページ内容についてご紹介していきます。
ぜひホームページ作成の参考にしてください。
01目的の明確化
ホームページ作成を行う上で、まずは目的を明確にすることが重要です。
明確な目的を持つことで、作成するページの方向性もイメージしやすくなります。
例えば、
① | 自社製品・技術を、ホームページ活用で広く告知することで、取扱製品・技術を世の中に広く知ってもらう。 |
② | ホームページから見積依頼や資料請求を獲得することで、継続的に取引ができる新たな顧客を増やし、売上アップを目指す。 |
など、ホームページで実現したいことを予め決めておきましょう。
02ターゲットの設定
目的の次に重要なこととして、ターゲットの設定を行います。
目的を持ってホームページを作成したものの、アクセス数・問合せ数に繋がらない場合、このターゲット層を明確にできていない可能性があります。
例えば、「○○県○○市の特殊加工という技術力に自信のある会社と言えば当社という認識をされたい」ことが目的の場合、ターゲット層はその特定地域周辺で特殊な加工技術を求めているお客様になります。
そこからさらに深掘りし、事業内容や規模、依頼する決め手となる情報、施工ニーズといった、依頼する方の特徴や目的を具体的にイメージしたうえで目的に沿ったホームページを作成することが重要です。

特に製造業の場合、お客様の依頼内容によっては規模も大きく、長期間の対応となります。
そのような案件の場合、依頼する側としては依頼前に綿密な相談・見積りを行い、かつ信頼できる会社であるという事前情報を知りたいと思うのではないでしょうか?
そういったお客様のニーズに応える細かな情報をホームページに掲載しておくことが信頼へと繋がります。
ホームページを閲覧するターゲットを明確にし、常にユーザーファーストなホームページ作成を心がけましょう。
03ホームページの目的とターゲットに合わせた情報の整理
目的とターゲットが明確にできたら、最後にお客様が実際に依頼するイメージを考慮しお客様の視点(ユーザー視点)で自社を紹介します。
お客様が求めている情報は、どのような事業を行う会社なのか、過去の実績、製品情報、素材や材料、納品までの流れなどです。
特に製品情報に関しては、製品の分かりやすく綺麗な写真と詳細情報をしっかりと掲載することで、仕上がりイメージが視覚的に分かるため、お問合せ・見積り依頼にも大きく関わる要素の一つとなります。

また製造過程や作業方針を掲載し、自社が大切にしている考え、製造・仕事に対してのプライドを示すことで「この会社になら任せても大丈夫」という信頼に繋がります。
ユーザーファーストが重要視される今、自身がお客様としてそのホームページを見に来た場合、どういった情報を求めるのか、見やすいと感じるのかをイメージするとより良いホームページとなります。
04製造業のホームページに必要なページと作成例
製造業のホームページに多く見られるページは以下の7つです。
1. | ホーム(トップページ) |
2. | 会社案内・会社概要 |
3. | 事業内容 |
4. | 製品紹介(素材・材料など) |
5. | 設備・機器紹介 |
6. | 製造・納品までの流れ |
7. | よくある質問・Q&A |
※当社調べ
4-1.ホーム(トップページ)
トップページのメインビジュアルには「製造風景」、「製造機器の写真」、「事業内容をイメージできるような画像(※加工専門なら加工作業をしている人)」を置くことが多いです。
また、近年インターネットの通信速度も上がり、トップページに作業風景の動画を置くケースが多く見られるようになりました。
製造作業風景などを動画にして流すことで、視覚的にその会社の作業の様子、雰囲気がファーストビューで分かり、印象に残りやすくなります。
近年の動画サイト等の視聴傾向として、人や機械の作業風景(※職人業など)を見る人が多いことからも、「物が出来上がる」までの裏側の様子を見せることは強い印象を与えられます。
動画以外にも、自社の製品を静止画(写真)でトップに掲載していることが多い業種でもあります。
作成例:

4-2.会社案内・会社概要
作成例:
① | 方針・理念 |
製造の専門家として、納得いただける仕事を行っていることやこだわりに関することを記載、アピールすることでお客様に安心感や信頼性を与えることができます。 | |
② | 会社概要 |
会社案内を掲載することで企業として安心してご利用いただけることをユーザーにアピールします。沿革など会社の歴史を明確にすることも信用につながります。 |

4-3.事業内容
作成例:
① | 自社で取り扱う機器の紹介や作業方針 |
専門的な機器を取り扱っている業種でもあるため、使用機器の型番や機器の特徴などを詳しく記載することでより依頼するお客様に信頼を与えることができます。 | |
② | 各事業内容 |
複数の事業を展開している場合、その事業詳細と各事業の見積り依頼から納品までの流れについて記載しておくと丁寧です。 |

4-4.製品紹介(素材・材料など)
作成例:
① | 製品名・製品の写真 |
製造業のホームページで最も保有率の高いページの情報となります。
製品情報をテキストで記載するだけではなく、製品の綺麗な写真を載せることで、お客様によりイメージを持って製品を見てもらえます。 特に製品の一枚画像だけでなく、上下左右、カラーバリエーションなどいろいろな角度から製品を見せることでより視覚的にも分かりやすく、参考になる情報掲載となります。 綺麗な写真を撮るメリットについては下記記事を参考にしてください。 参考: 画質の重要性について |
|
② | 製品の詳細(型番や素材情報など) |
製品についてのこだわりやアピールポイントを掲載します。ユーザーの立場から考えた場合、ユーザーは、技術力や製品価格が気になります。
ただし、製造業の場合、製造する製品や数量によって価格に違いが出てくるため掲載することが難しいかもしれませんので、製品のアピールポイントだけでも必ず充実させる必要があります。 |

4-5.設備・機器紹介
作成例:
① | 保有設備(機械)の画像と名前 |
保有設備の画像と名前を掲載します。 | |
② | 保有設備(機械)の詳細データ |
ターゲットとしているユーザーが企業担当者の場合、保有設備の詳細データから製造力・技術力を確認します。
そのためには、個々の設備の名前、機種名、仕様、台数を記載し、企業の規模や加工精度などをPRする必要があります。 |

4-6.製造・納品までの流れ
作成例:
① | 製造・納品までの流れ |
納期の表示はとても重要です。受注生産の場合でも、可能な限り目安となる概算納期を掲載しましょう。通常納期以外に特急での対応が可能かどうかも記載しておくと親切です。 | |
② | 流れのイメージ画像 |
製造の流れごとに写真を掲載することでよりイメージが湧きやすくなります。製造ライン、作業風景などのイメージ画像を掲載します。 |

4-7.よくある質問・Q&A
作成例:
① | よくある質問 |
お客様とのお打合せやお問い合わせの際に、実際によくある質問を掲載し、それに対しての回答をつけることでユーザーが知りたい情報を探しやすくなります。
さらに、お問合せに返信するメールの作成などの対応の負担も軽減でき、コスト削減に繋がります。 |

05スマートフォンにも配慮したページ作成
ホームページ作成にあたり、もう一つ気にしなくてはならないといけないのが、閲覧する機器・デバイスについてです。
近年ではPCからだけではなく、手元のスマートフォンから簡単に情報を検索できるようになり、スマートフォンで閲覧される機会が格段に増えています。
製造業のホームページは、PCからのアクセスが7割近くを占めているとは言え、簡易的な製造などを依頼するお客様(※BtoC事業)の場合はスマホから閲覧されることが多くなるでしょう。(※当社調べ)

そのため、ホームページ作成においても、ページに載せる内容を検討後、最後にスマートフォンで見た時にどのように見えるのかということを、PC閲覧時の見た目以上に気にかけてみてください。
公開後のページを自身のスマートフォンで確認してみて、見づらい、分かりづらいと感じるようであれば、スマートフォンでの閲覧時に見やすいと感じる構成・デザインに変更しましょう。
06まとめ
製造業のホームページでは、会社概要、製品・設備情報、納品までの流れといった、製造を依頼するにあたり事前に確認しておきたい情報がお客様から求められています。
また、デザインやコンセプトは事業内容にもよりますが、白や青をベースとしたシンプルなデザインから暗めの色で高級感を持たせたデザイン、事業別にページがある、綺麗な製品写真が掲載されていることが好まれる傾向にあります。
お客様にとって見やすいページを作ること、よりユーザーファーストなページを心がけることで、アクセス数にも繋がっていきます。
その他、ユーザーファーストなサイトマップの作り方やアクセス数の分析に役立つ情報についてはこちらも参考にしてください。
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― この記事を書いた人 ―

ホームページ作成大学運営
3万サイト・30万ページの提供実績を持つホームページ制作会社が運営。成果の出るホームページ作成・運用ノウハウを初心者の方にも分かりやすくお伝えします!