ホームページが検索しても出てこない?原因と対処法を解説

公開日:2021/12/22
最終更新日:2021/12/22
-
ホームページ作成大学運営
「ホームページを公開したのに、検索しても出てこない」
「Webサイトが検索表示されないのは理由があるの?」
ホームページやWebサイトを公開しても、検索結果に出てこないという問題に直面する方は少なくありません。
しかし、検索結果に出てこないという問題は、ホームページの設定をきちんと行えば解決できます。
そこで今回は、ホームページを検索しても出てこないとお困りの方に向けて、原因と対処法について解説します。
この記事を読んで、自社・自分のホームページやWebサイトが検索結果に表示されるよう、ひとつひとつ対処していきましょう。
01ホームページを検索しても出てこない理由
ホームページを検索しても出てこない理由は
- ✔インデックスに登録されていない
- ✔順位が低い
の2つが考えられます。
では、それぞれどういうことなのか解説します。
1-1.インデックスに登録されていない
まず、ホームページが検索結果に表示されないケースで、最も多い原因がインデックスに登録されていない点です。
通常、クローラーと呼ばれる巡回ロボットがホームページを訪れ、検索エンジンのデータベースへ情報が登録されます。
この情報登録をインデックスと呼び、ホームページが検索結果に表示されるようになるのです。
インデックスされていれば、Google・yahoo!の検索窓に「site:ドメイン名」を入力して検索するとホームページが表示されます。
クローラーは常に世界中のホームページ・Webサイトを巡回しているため、何も施策を行わなければ、新しく作ったページがインデックスされるまで、長い期間を要するでしょう。
トップページはインデックスされて、他のページはされていないケースもあります。
そのため、ホームページ内をくまなくクローラーが訪れてくれるよう、対策をしてあげることが大切です。
それ以外にも、WordPressなどのCMSには、検索エンジンにページを表示されないよう、インデックスをしない設定があります。
インデックスをしない設定にしていると、いつまでたっても検索結果には表示されないので注意しましょう。
1-2.順位が低い
2つ目の原因は順位が低い点です。
実際にはインデックスされているものの、順位が低く他サイトの中に埋もれてしまって検索結果に表示されていないように見える場合があります。
順位が低い理由としては
- ✔公開したばかりの新しいページであるため、まだ正当な評価がされていない
- ✔ペナルティを受けている
が考えられます。
新しいページでまだ正当な評価がされていないなら、検索上位に表示されやすいようSEO対策を行っていきましょう。
もし、ペナルティを受けてしまっている場合は、原因を突き止めて解消すれば順位が上がる可能性があります。

02ホームページを表示させる方法
ホームページが表示されない原因を突き止めれば、どのような対策が必要なのかがわかってくるはずです。
では、ホームページを検索結果に表示させるための具体的な対策方法について解説します。
2-1.インデックスに登録する
インデックスに登録されていないのであれば、クローラーにホームページに訪れてもらうよう申請するのが最善です。
クローラーに申請する方法は、
- ✔Google Search Consoleに登録
- ✔サイトマップを送信
の2種類がありますので、それぞれの方法を見ていきましょう。
1.Google Search Consoleに登録する
Google Search Consoleは、ホームページに訪れる前のユーザーアクションを分析できるツールです。
インデックスされていないページをはじめ、検索ワードやクリック率、被リンク数などがわかるので、ホームページを作成する多くの方がGoogle Search Consoleを導入しています。
Google Search Consoleの登録方法は簡単で、
- Google Search Consoleを開き、Googleアカウントを使ってログイン
- ログイン後、画面右上の「プロパティを追加」をクリック
- 「管理するプロパティのタイプ」を選択後、ホームページURLを入力し追加をクリック
- 「別の方法」を選択、HTMLタグにチェックを入れる。
- 生成されるHTMLタグをコピーし、ホームページ内のheadタグ内に埋め込む
- アップロード後Google Search Consoleにて確認 → 所有権が認証されました表記で完了
以上の6ステップです。
その後、Google Search Consoleを開き、サイト上部にある検索窓にホームページURLを入力し、「インデックス登録をリクエスト」をクリックして完了です。
インデックスまでの時間は早くて数分〜数時間、遅くて1〜2週間ほどかかるので、気長に待ちましょう。
詳しくは下記で画像付きで詳細に解説しています。
2.サイトマップを送信する
クローラーが巡回しやすいようにサイト内のURLをリスト化したファイルをサイトマップ(sitemap.xml)と呼びます。
ここでいうサイトマップはユーザーへ向けたものとはまた別で、クローラー向けです。
特に大規模サイトで新規ページの開設となると、クローラーが見つけられない可能性があり、サイトマップを作成して巡回してもらうのが効率的でしょう。
サイトマップはサーバーにアップロード後、Googleサーチコンソールの管理画面にある「クロール」→「サイトマップ」→「サイトマップファイル選択」→「送信」で完了です。
ワードプレスのプラグインには、自動でサイトマップを生成してくれるものもあります。
手動でファイルを作成する場合は、新規ページを開設するごとに、必ずサイトマップにページURLの追加を忘れないようにしておきましょう。

2-2.順位を上げる
ホームページが他サイトに埋もれているなら、ページの順位をあげて見つけやすくする必要があります。
まずは、以下のタグが設定されているかを確認しましょう。
確認するタグ | コード |
タイトルタグ | <title></title> |
ディスクリプションタグ | <meta name=”description“ content=“説明文~“ /> |
見出しタグ | <h2></h2> <h3></h3> など |
上記タグは、ページを検索結果や検索キーワードに表示させるために必要なタグです。
このタグが設定されていないと、順位を上げることができない可能性が高いので注意してください。
ワードプレスなどのCMSを利用している場合は、自動的にタグが設定されているケースがほとんどですが、念のために確認しておきましょう。
また、ページの順位をあげるにはSEO対策が必須です。
SEO対策は種類が多く
- ✔検索キーワードを解決できるコンテンツ作り
- ✔ユーザーファーストを意識したコンテンツ作り
- ✔ページ表示速度の向上
- ✔レスポンシブデザインの導入
- ✔常時SSL化
- ✔被リンクの多さ
などがあげられます。
特に意識するのはユーザーを第一としてコンテンツを作り上げていくことです。
Googleも「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる」とポリシーを表明しています。
ページを見直す際は、常にユーザーに焦点が絞られているのかを意識してください。

03まとめ
今回は、ホームページが検索しても出てこない場合の原因と対処法を解説しました。
ホームページが検索結果に出てこないのは
- ✔インデックス未登録
- ✔ページの順位が低い
が主な理由と考えられます。
ホームページを公開してすぐは検索エンジンに表示されない点も理解した上で、最適な対策をしていきましょう。
― この記事を書いた人 ―

ホームページ作成大学運営
3万サイト・30万ページの提供実績を持つホームページ制作会社が運営。成果の出るホームページ作成・運用ノウハウを初心者の方にも分かりやすくお伝えします!