ホームページ作成大学

  公開日:2021/10/22

最終更新日:2021/10/22

  • ホームページ作成大学運営

ホームページのリニューアル、した方がいいタイミングと気を付けるべきポイント

「ホームページを作って結構年数が経っているけど、そろそろリニューアルした方がいいのかな?」

ホームページを公開してからある程度の年数が経ってくると、漠然とこのようなことをお考えになる方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際はリニューアルする必要があるのか、リニューアルするにあたって気を付けるべきことは何なのか、わからない方が多いと思われます。

今回はホームページのリニューアルに関して、リニューアルを検討すべきタイミングと確認しておきたいポイントなどをまとめました。
自社のホームページはリニューアルする必要があるのか、リニューアルするときにどんなことに気を付ければいいのか、ご参考になれば幸いです。

ホームページのリニューアル、タイミングと気を付けるべきポイント


1.ホームページをリニューアルするタイミング

まずは、本当に自社のホームページはリニューアルするべきなのか、リニューアルを考えるタイミングについてです。

1-1.デザイン・見た目の古さを感じる


ホームページには「3秒ルール」というものがあります。

「人間はホームページを開いて、それが自分にとって有益か判断する=読み進める判断をするのに要する時間は【3秒】」というものです。
情報過多の現代においては「自分が探している情報がこのホームページにあるかどうか」を判断するのに時間をかけていられません。ホームページ業界ではその時間が3秒であると言われています。

特にホームページの技術やトレンドは日進月歩です。日々新しい技術が開発され、トレンドも変化していきます。

自社のホームページが競合他社より古いデザインであった場合、閲覧者は見た目の印象で古臭さを感じてしまいそれだけで読み進んでもらえず、競合他社が選ばれてしまうかもしれません。第一印象を良くし、見てもらえるホームページにするためにデザインの一新を検討しましょう。

デザイン・見た目の古さを感じる

1-2.サイト内が複雑化し情報にたどり着けない


ホームページは公開後もホームページを「育てる」必要があります。
写真や文章を追加し、コンテンツを増やしてこれまで育ててきたホームページは、気づいたら複雑化してしまい、訴えたい内容がバラバラになってしまっていたり、閲覧者が目的の情報にたどり着けなくなってしまっていたり、といったことが発生しがちです。

また、作った当時とは打ち出したい内容が異なっている、各商品やサービスが拡大していて既存のホームページには収まらない、といった状況になっている場合もあります。

リニューアルを機に、情報を取捨選択し、整理をすることによって、閲覧者が迷わず目的の情報にたどり着きやすいように見やすいホームページに改善します。また、同時にホームページを更新するマニュアルや方針を策定すれば、その後も企業イメージやブランディングに対して統一感のあるホームページ運用を行えます。

商品やサービス、採用については、専用のホームページを別に立ち上げるのもひとつの手段です。別のホームページを立ち上げることで特化した情報が掲載でき、SEOやブランディングに役立ちます。

サイト内が複雑化し情報にたどり着けない

1-3.機能が古い


( 1 )スマートフォン対応


インターネット利用率においては、2019年にはすでに「スマートフォン」(63.3%)が「パソコン」(50.4%)を12.9ポイント上回っています(総務省「令和元年通信利用動向調査」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf)。
スマートフォン対応はもはや必須といえるでしょう。

特にパソコン用のホームページをスマートフォンで閲覧した場合、文字が小さくて読めない、写真が小さくて見づらい、バナーやメニューが小さくて押せない、問い合わせフォームの入力欄が小さくて入力できない・反応しない、といった状態になりがちです。

スマートフォン用のホームページを別で新しく作るという選択肢もありますが、レスポンシブデザインという手法でホームページをリニューアルすれば、閲覧する端末に合わせてひとつのホームページを自動で最適化して表示できます。このレスポンシブデザインはGoogleが推奨する手法であり管理もひとつのサイトでよいので、最近のホームページ作成の主流となっています。

一度自社のホームページをスマートフォンで表示して使い勝手を確認してみることをおすすめします。

スマートフォン対応

( 2 )常時SSL対応


自社のホームページURLが「http://」で始まっていた場合、注意が必要です。
第三者による情報ののぞき見や改ざんを防ぐため、これまでは問い合わせフォームやネットショップの購入画面など、一部でセキュリティの高いSSL通信というものを使ったページが作成されることが主でした。

ですが現在では、このSSL通信をホームページの全体に適用し、より安全性を高めることが求められています。これが常時SSLです。

ホームページを常時SSL対応にするには、サーバー側の設定も必要ですが、ホームページのソースコードを書き換える必要が発生する場合もあります。

ホームページの作り方によっては、その対応について専門的な知識が必要になってきます。であればいっそ管理しやすいシステムに乗り換えたりホームページ全体を見直したりなど、ホームページをリニューアルしてしまう良い機会かもしれません。

常時SSL対応

( 3 )Flashが使われている


Flashは古くからある技術で、近年ではセキュリティの問題がありスマートフォンでは表示されないなどの対応がとられるようになってきました。

以前は主流ともいえる技術でしたので、Flashを使ったホームページは多く存在していました。ですが現在では表示すらされていないという状況に陥っている可能性があります。

自社のホームページをスマートフォンで見たときに、きちんと表示されていますか?一度確認されることをおすすめします。

Flashが使われている

( 4 )ホームページの更新がしにくい


ホームページは作ってからもコンテンツを追加し、改善し続け、育てる必要があります。
以前はホームページといえば専門的な知識がないと編集できませんでしたが、技術が進歩した現在では様々なツールが存在し、自分で簡単に編集したりアクセス解析したりできるようになってきました。

特にホームページの編集に関してはCMSというツールが一般的になり、専門的な知識が必要なく直感的な操作で編集できるようになってきています。

自分で編集できれば、コンテンツ作りに集中でき、どんどんホームページを改善していけます。

閲覧者にも「生きたホームページ」という好印象を与えられますので、ぜひ自分で簡単に更新できるシステムの導入をおすすめします。

ホームページの更新がしにくい

1-4.問い合わせやアクセス数が減ってきた


ホームページを更新しているのに、コンテンツを追加しているのに、問い合わせ数やアクセス数が減ってきた…。

もしかしたらホームページの構成自体や、使い勝手といったところの既存の枠組みの中では解決しきれない根本的なものが原因かもしれません(先に挙げたスマートフォン対応なども含みます)。

その場合はホームページのリニューアルが必要になってきます。アクセス解析によって現在のホームページの状況を洗い出し問題点を把握、閲覧者のニーズを分析し、自社の目的を達成するにはどういったリニューアルをするべきか、を決めていきます。

問い合わせやアクセス数が減ってきた

以上ホームページをリニューアルするタイミングについて4つのポイントを挙げてまいりました。

一般的にはホームページのリニューアルは4~5年で行われる企業様が多い印象です。
もし貴社のホームページが5年以上前に作られたホームページであれば、デザイン面や機能面で劣化していると思われます。この機会にホームページのリニューアルをおすすめいたします。


2.リニューアルで気を付けるべきポイント

ではホームページのリニューアルに際して、何か気を付けなければいけないことはないのか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際にリニューアルしようとお考えの方に向けて、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。

2-1.リニューアルの目的をはっきりさせる


リニューアルのためには現在のホームページを分析し、問題点を洗い出し、リニューアルの方向性を決める必要があります。
デザインを美しくすることも大切ではありますが、お客様や自社への貢献のために「何をホームページでしたいのか」を明確にしておきましょう。

ホームページは作ったら終わりではないのは、リニューアル公開後も同じです。設定した目標に向かってホームページをさらに改善、よりよいホームページを目指していくことが必要です。

これら分析、改善点の洗い出しは、なかなか初心者では難しいのも事実です。デザイン・制作だけではなく、こういった企画の立案から請け負ってくれるホームページ制作会社に依頼するのもひとつの選択肢です。複数のホームページ制作会社に相見積もりを出し、提案内容については価格だけの比較ではなく、その提供サービス内容までしっかりと吟味していきましょう。

自分たちがこれまで課題と考えていたことをとにかく洗い出し、その優先順位をつけることによって、リニューアルに際して譲れない条件を決めておくことも有効です(制作会社も提案しやすいです)。

リニューアルの目的をはっきりさせる

2-2.リニューアルが必要か、それとも他の手段が必要か


リニューアルは思っている以上に時間も労力もかかります。ホームページのコンテンツ、ドメインは会社の財産です。おいそれと削除したり変更したりといったことも躊躇われるのではないでしょうか。

先に挙げたように、ホームページをリニューアルするのではなく、別の特化型ホームページを新しく作成する方がよい場合もあります。特に採用に関しては、ホームページで対象とするユーザーも訴えたい内容も異なってきます。

企業のホームページはお客様や取引先様に向けて、採用ページは求職者に向けての情報を発信する必要があり、必ずしも同じ構成・デザインにはならないでしょう。

ホームページの構成が複雑化してしまうことを考えると、採用に関しては特化したホームページを別で作成する方がいいかもしれません。

リニューアルが必要か、それとも他の手段が必要か

2-3.今のホームページの文章・画像は使えるのか


現在あるホームページの文章・画像があれば簡単にリニューアルできる、と思われる方が多いのではないでしょうか。

それらのコンテンツが、企業側で用意したものであれば問題はありません。ですが、それらがもしホームページの制作会社が用意したものであった場合は、自由に使っても問題ないのか、確認する必要が出てきます

制作会社によってはすでに契約時に著作権の譲渡などが盛り込まれており企業側のコンテンツとなっていて使用が問題ない場合もありますし、そうでなく使用がNGという場合もあります。

今のホームページの文章・画像は使えるのか

2-4.ドメインについて確認しておく


ドメインとはホームページのURLのことです(wwwよりも後の文字列です)。
ホームページのリニューアルの際、このドメインを変更する検討をされる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、安易なドメインの変更はあまりおすすめできません

ホームページを長く運用している場合、ホームページの質の評価、被リンクの評価が蓄積されていて、検索エンジンにそのドメインが高く評価されている場合があります。
また、お気に入り登録している閲覧者がいる場合、ある日突然ホームページに繋がらないなんてことになってしまいますし、名刺や看板にURLを印刷していた場合、それらの差し替えも発生してきます。

メールを使用している場合、ドメインに紐づいたメールであれば、メールの設定を変更する必要も出てきます。このようにドメインの変更は、意外に大変なものです。


検索エンジンに対しては、ドメインの変更時にこれまでの評価を引き継ぐことのできる設定(301リダイレクト)を行うことで対応ができます。

また、閲覧者に対しては旧ホームページにアクセスした際に新しいホームページへリダイレクトされるように設定します。場合によってはコンテンツの整理や棚卸しをした際に、新旧それぞれ対応したページに個別にリダイレクト設定も検討した方が、閲覧者にとってはより親切です。


ホームページのリニューアル作成が新しい制作会社である場合、サーバーの引越しが必要になる場合もあります。引っ越ししても同じドメインを使い続けたい場合には、「ドメイン移管」を行う必要があります。
このドメイン移管に躓く方も多いです。実際、ドメインについては管理会社に任せっきりで実態がよくわかっていらっしゃらない方も多く、リニューアルの段階で初めて実態を把握される方も多いです。

①ドメインには契約による有効期限があります。有効期限間際ではドメイン移管ができません。ドメイン移管に必要な期間が残っているか確認しましょう(間際であった場合は契約を延長します)。ドメイン移管に必要な期間は業者によって異なるので、両社に確認する必要があります。

②ドメインに紐づいたメールを使用している場合、メールの設定変更が必要になります。メールは業務に密接に関わっていることも多いため、問題なく確実に送受信ができるよう段取りを決めておきましょう。

ドメインについて確認しておく

3.まとめ

以上、漠然とリニューアルを考えていらっしゃる方に向けて、リニューアルを検討するタイミングと、気を付けるべきポイントについてご紹介してまいりました。
リニューアルをするためにホームページの目的を再確認・再設定することは、ご自身の企業の在り方を再確認することでもあります。

実際、弊社のお客様の中にも、ホームページをリニューアルすることで自社の業務やサービス、理念を改めて見直すことができたというお声をいただくこともありました。

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